キャラクター三名による自己紹介(その4)
表現の向き、不向き
トーク形式では不利な事もまた……
――トーク形式の記事は今回で4回目。
この『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名による自己紹介というやり方で。
一体いつまで、登場人物による作品紹介を続けるのか、現在のところ未定ですが……。
前回までの記事はこちら。
ちなみに。
最後に載せている写真は毎回、町田市内を撮影したものです。
では、今回もトーク、よろしくお願いします!!
【高座 水槌】
ねぇ。前までのトークの記事読んで思ったんだけどさ。
何かさとりん*2あんま活躍してなくない?
【麻幌 郷里】
まあ、別に私はこのトークで活躍したいとは思っていない……というか。
どっちかというと水槌が目立ちすぎなだけじゃないか?
【郷】
まあ、良くも悪くも賑やかというか、お喋り好きって感じで。
こういう企画には向いている性格(キャラ)だよな。ベンテン様*3って。
【水槌】
一方、さとりんとかはあんまり喋らないからねぇ。
まあ、クールでカッコいいけど。この形式だとあまり目立たないというか。
【郷里】
いや、だから。
私はあまり目立つのは好きではないから。
【郷】
とはいっても。郷里や俺も、多少は自分の事アピールしないと。
……一応、自分や作品の紹介って形でここに来ているんだから。
【水槌】
そうそう。やっぱ、ちゃんと自己アピールはしないとね☆ ファンのためにも。
例えばあたしの好きなお酒の……
【郷】
いや、ベンテン様はもう十分アピールしてるんで。ちょっとはこっちの為に時間を……
と、いうわけで郷里、とりあえずなんか自己紹介してくれ。
【郷里】
ん……え? いや、待ってくれ。
というか、この〈ブログ記事でのトーク形式〉だと、どうも私は自己紹介しにくいというか。
私の場合、こういう形で自己紹介しようとすると、単にプロフィール読み上げみたいになってしまうというか……。
――まあ「単にプロフィールを並べた形式だと、読者が読まない」と思ってこういう形式にしたから。
ここでプロフィール読み上げになると意味がないんだけどね。
【郷里】
だろ? だから私の事はとりあえずいいってことで。
【水槌】
ええ~。
折角さとりん、カッコいいのに。
【郷里】
いや、別にカッコよくはないって。
【郷】
まあ、ベンテン様が〈さとりん〉なんてあだ名で呼ぶから可愛い系のイメージついている可能性もあるから。
それを取っ払うって意味ではカッコいいという事で紹介しておいた方がいいんじゃねーか?
【水槌】
ちなみに、さとりんは女子としては比較的背が高く。筋肉はついているけど細身で、それでいて服装も――
【郷】
……結局、プロフィール読み上げみたいになっているんだが? ベンテン様?
【水槌】
え~……でも、ここでカッコよくアクションとかしてもらっても、伝わらないじゃん。せめて小説版なら別だけどさぁ……
【郷里】
アクションシーンを伝えるなら、一番は映像が向いているとは思うけどな。
小説は小説で面白みがあるとはいえ。
【郷】
まあな。この辺りは、表現方法によって向き不向きとか、伝わる雰囲気の違いとかがあるからな。
――表現法による向き不向きについてですが。
最初、まだスーツに関して制作の予定がなかった時期は小説版で設定を考えていて。*4
ところが小説のような複雑な話をヒーローショーで行うと、説明が困難となるので、ヒーローショー用の設定を作り直したり。*5
また、小説形式だとなかなか書いたものを読んでもらえないため。
結果として宣伝はこういうトーク形式の記事でやっている……など。*6
作品を実際に作っていて、感じることも多々あったりします。
【郷里】
とはいえ、普通はヒーロー作品と言ったらカッコいいヒーローや、怖い怪人なんかを想像するだろうから、文章ばかりの宣伝ってのもどうなんだろうとは思うけどな。
【郷】
まあ、この辺りはイラストとかを入れてくれると助かるんだがなぁ……描けないのか?
――残念ながら、自分の描いているイラストは、今のところヒーローとかのキャラクターを描くのには向いていない*7ので。
キャラクターイラストが描ける人が協力してくれたら……という感じです。
と、言うわけで。イラストを描ける方でこの作品に興味がある方。
もしよろしければ、協力、よろしくお願いします!!
【郷】
おい! このタイミングでスタッフ募集かよ!!
……いいのか、これで!?
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
*2:郷里の事だが、基本的に水槌しか、このあだ名で呼ばないのだった
*3:水槌の事。彼女の正体は川の神であり龍(あるいは蛇)の神。高座 水槌は人間としての仮の名前である。ちなみに、町田市ではかつてアオダイショウを〈ベンテンサマ〉と呼んでいたらしい
*4:資金も技術も協力者もないという状態だった時期です。この『超伝神トライブレイバー』だけで考えるなら約3年、ヒーロー作品を作りたいなら5年以上前のことになります
*5:最初に考えたヒーローショー用の設定は、現在の設定に近い「ヒーローショーは本編の劇中劇」だったのですが。子供向けとして考えると複雑な設定だったので一度没にして。結果「複雑な計画を練っている悪役」以外に「強い奴と戦いたいというだけの敵」を設定し、ショーではそいつとヒーローを戦わせる計画だったりしました。大人向けに戻した現在は「ショーは劇中劇」を復活させつつ〈強者を求める怪人〉キャラも話に絡む形だったりします
*6:小説の書き方としてはこの手の書き方は問題なのですが。SNSが普及した現在では、キャラクターによる台詞だけのやりとりというのは、読みやすいのではないかという狙いもあります
*7:キャラクターを描くことだけに関して言えば、図としての例えば正面とか真横のようなものなら描けますが、絵として動きのあるキャラクターはあまり上手くないというのが現状です