最近の活動報告
遺跡と美術館と
ブログの方向性は……などと
先日『超伝神トライブレイバー』制作プロジェクトの窓井来足*1は多摩境駅付近にある田端遺跡や、町田市立国際版画美術館に行っていたらしい。
らしいと他人事のように書いているのは、今回の記事は、このブログの読者からしたら『超伝神トライブレイバー』の登場人物である私、早蕨芹哉*2が書いているからなのだが。
このブログでは今まで、名前さえ上がっていない私が、突然記事を書いて良いのだろうか。という疑問がある。
そもそもこのブログだと観光案内的な記事を書くというよりは、活動報告的に「今回はこちらを見学しました」程度の内容になってしまうため。
作中キャラクターにそれをやらせて、果たして意味があるのか……というのもあるのだが。
とはいえ、何もやらないといつまでたっても私達、作中登場人物の出番がないので。
当面はこういう方向でやっていくのだろう。
さて、まず田端遺跡だが。
これは町田市のサイトだと「日本一駅から近いストーンサークル・田端環状積石遺構」と紹介されている。
特徴としては駅に近いこと以外に、レプリカだがストーンサークルを見学することができる都内唯一の遺跡であることや。
冬至の日に蛭ヶ岳に太陽が沈むことが観測できることなどがあるらしい。
蛭ヶ岳を含めた丹沢山地は後の時代でも信仰の山が数多くあるが、この遺跡の作られたと思われる縄文時代にもそういう信仰があったのだろうか?
この辺りは調べてみると面白いかもしれない。
次に、町田市立国際版画美術館。
今回は美術館の紹介というよりは、現在行われている展示会の紹介になるが。
今回の展示には「浮世絵モダーン」というタイトルがついていて。
浮世絵と言っても江戸時代ではなく、大正初期の「新版画」を扱った展示になっている。
企画のタイトルに「深水の美人! 巴水の風景! そして…」ともあるので。
川瀬巴水は吉田博らとともに新版画を確立した人物。
その巴水が版画家を目指すきっかけになったのが深水の「近江八景」という版画であったらしい。
個人的には巴水の風景、特に夜景を描いた作品が好みだったが。
深水の美人画にも魅力的なものが多く、またこの二人以外の画家の作品も数多く展示されているので。
是非、見に行っていただきたい。
さて、今回はこのような形の記事になった。
どうやら今後も私は文化のうち主に美術方面を担当する扱いのようなのだが。
果たして、そもそもこういったキャラクターによる記事がこれからも継続されるのだろうか?
今のところどうなるかわからないが……できる事ならば、また記事を書いてみたいところだ。
(この記事を書いている早蕨芹哉は架空の人物ですが、神社の由来などに関しては実際の資料を調べた上で書いています)