版画美術館に行く
多種多様な作品を
そして繭玉をテーマにした作品も
どうも、超伝神トライブレイバー制作プロジェクトの窓井来足*1です!!
昨日は町田市立国際版画美術館に行ってきました!!
現在開催されている企画展は、開始から2か月近く経っており、9月2日に終了してしまうのですが。
ようやく行ってきましたという感じです。
さて、今回の企画展。
この企画展はタイトルに巨匠とあるように、美術の教科書にも載っているような有名な画家の作品も多く展示されていて。
また、古今東西というだけあって、展示には世界最古の印刷物ともいわれる奈良時代の「百万塔陀羅尼」から、西洋の現代アートまで、様々な時代のものがあり。
おそらく、夏休みシーズンという事で、小学生でも教科書などで馴染みのあるような画家の作品を多めに展示したり。
あるいはわかりやすい展示を心掛けたのだと思うのですが。
当然、大人の美術ファンも楽しめるものになっていました。
個人的には、文学なども好きなので。
版画が本やポスターにも使われていた関係で、本の挿絵など、そういう関連の展示もあったのが、興味を持ちました。
次に「インプリントまちだ展」の展示。
これは2020年に向けて2017年から4年間にわたって開催されているものの一つで。
今回は荒木珠奈さんの作品を扱った『記憶の繭を紡ぐ』というものでした。
テーマとして「生と死」というものを扱っている作品を作る作家さんらしく、自分もそういうテーマは好きなので、そこに興味を持ったことや。
僕自身、このブログで紹介しているヒーロー作品『超伝神トライブレイバー』でも。
蚕をモチーフにしたキャラクターを登場させているように、養蚕には主に文化的な面で興味があり。
また、カイコガやヤママユガの成虫の見た目が好きなので、蛾の繭というのも気になるモチーフで。
その点でも作品はとても面白かったです。
それと、今回の作品展の解説の中に出てきた「金色姫伝説」は。
最近、たまたま読んだ蚕の本に常陸の国三蚕神社などと一緒に紹介されていて。
現在、それを扱った作品を書きたいかと思っていたところなので、これにも興味を持ちました。
最後に。
今回、常設展の方では深沢幸雄さんの作品が展示されていたのですが。
これが結構自分の好きな作風で。
自分自身が良く描くモチーフにデフォルメされた顔や、顔の一部。
あるいは顔のように見えるものなどがあるのですが。
今回展示されていた、深沢幸雄さんの作品にはそういったものもあったので。
何か、惹かれるものがあった感じでした。
さて、企画展については。
9月15日から『ヨルク・シュマイサー 終わりなき旅』というものが開催されるらしく。
これも気になるなぁ……と、思っています。
ちなみに、美術館内の喫茶店「けやき」では。
『版画キングダム 古今東西の巨匠が勢ぞろい!』と『記憶の繭を紡ぐ』それぞれに合わせたメニューが出ているのですが。
自分は、かき氷の方をいただきました。