作品の方向性について
明るくはない話になると思います
ただし、コメディな部分も
いつもありがとうございます。『超伝神トライブレイバー』制作プロジェクトの窓井来足*1です。
今回は当作品の、主に物語の方向性について。
この作品は。当初はご当地ヒーローのような、地元宣伝のつもりで制作していましたが。
メインストーリーのテーマが〈正義と自己犠牲〉のような方になったために「地元を舞台にしたヒーロー作品」という方向性に変えたとは以前紹介しました。
で、今回はそういった作風について、少々詳しく。
この作品、現段階ではこのブログの更新も、本編ストーリーのプロットや短編小説も、窓井来足が書いているのですが。
私自身が母親が家事育児のストレスから亡くなっている事で「生まれてくるべきではなかった」と思って育っていて。
20歳の時には友人も亡くなっていることもあって「明るい未来を望んでも、実際にそれが手に入るとは限らない」と思って生きているのですが。
このような意見を言うと「そんなことはない」と否定されたり。
「自分が辛いからって甘えるな」「自分だけ助かろうとするな」などと説教されたりしていて、非常に苦しんだ経験があります。
そして結果として自分は「この世に生きている以上は、どうしようもない不幸もある。仮に未来に絶望しかなくても、今を本気で生きる事が大切なのだ」と思っていて。
逆に明るい未来を想定して、それによって生きていることを肯定する価値観とは相容れないところが多いと思います。
なので、この『超伝神トライブレイバー』も、少なくとも第1部として考えている部分では、登場人物全員が幸せになるような展開にはならない予定でいます。
ただし、一応最初はご当地ヒーローとして作っていたので、基本的に人は死なないということと。
短編やスピンオフ、あるいは登場人物のやり取りならばコメディタッチな要素も多々入れたいと思っていて。
実際、このブログのキャラクター同士によるトーク*2はそういうコメディをイメージして書いています。
作品を応援してくださる方や、協力してくださる方には。
このあたりの作風について、ご理解いただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、イベントに出したこちらの冊子の小説は。
どちらも明るい雰囲気で書いてあるので、興味のある方は是非、今後のイベントなどでよろしくお願いいたします。