バレンタイン再び
それは1年前の事……
いや、誰が覚えているものか
〈前回までのあらすじ〉
自身の制作する『超伝神トライブレイバー』は現状では全くの無名作品であるにも関わらず「他の作品もやっている」という理由で、バレンタインシーズンに便乗しようとした窓井来足*1。
そんな彼に向けて「そういうのは、もっと作品が有名になってからにしなさい」とか。
あるいは「バレンタインのチョコを作る前に渡す相手を作りなさい」などという辛辣なアドバイスをぶつけた桑林識句*2。
結果、最終的に窓井は「作品に人気が出たら識句がバレンタインに何かする」と、勝手にブログ読者と約束したのだが……。
詳しくはこの昨年のバレンタイン記事を参照。
【識句】
……ちょっと。
1年前の話なんて引っ張り出しても誰も覚えていないと思うのだけれど。
【窓井】
うーん。昨年の記事を読んだ限り、この辺りで小説版『超伝神トライブレイバー』を投稿し始めたようだねぇ。
ちなみに、現状だと第2話が終了して、次回から第3話というところになっているんだけど。
【識句】
いや、今は小説版の事はいいから。
一体、1年前の話を引っ張り出してどうするつもり?
【窓井】
どうするって、今年は識句ちゃんが何かしてくれるっていう約束……。
【識句】
あなた、ちゃんと1年前の記事を読んだのかしら?
その約束、この『トライブレイバー』にファンが集まり、作品制作が進んだらって書いてあるわよね?
【窓井】
いや、だから進んだでしょ? 第2話まで。
【識句】
第2話って。そもそも、そこまでだとまだ私が登場してないじゃない。
確か、現在の予定だと第4話で登場でしょう? せめてそこまでは進めてもらわないと。
【窓井】
でも、進んだことに変わりは……。
【識句】
なら、ファンの方はどうなのかしら?
とても「それなりに集まった」とは思えないのだけど。
【窓井】
そうかなぁ? そもそも「それなり」って何人だか決まっていないし……。
【識句】
ま、確かに決まっていないわよね。でも決まっていないという事はつまり。
目標に届いていないと言えば、そうでもあるってことじゃない。
【窓井】
じゃあ今年は、識句ちゃんが何かするって約束は無しかぁ。
残念だけれど……。
【識句】
そうね。残念だけれど……なんて、いう展開で終わるのもどうかと思ったから。
実はガトーショコラ、作ったのよね。暇だったし。
【窓井】
お、流石。
で、どんな感じになったの?
【識句】
そうね、こんなのだけれど……。
【窓井】
……これ、僕が作ったやつじゃあ。
【識句】
違うわ。これは私が作ったものよ。
ただ、そちらの世界に直接、私たちの世界のものを表示はできない*3から結果的にあなたの作ったのと同じものがイメージ画像として写っているだけで。
【窓井】
いや、それはどうなんだろう……。
というか、何故僕が作ったやつと同じ画像がイメージとして表示されるんだい?
【識句】
それはまあ、私があなたが使っているのと同じレシピで作ったからじゃないかしら?
【窓井】
いや、それじゃあ結局、僕が作ったのを載せても同じじゃないか。
【識句】
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないわね。
結局その辺りは観測者の認識によって変動するから、考えるだけ無駄よ。
【窓井】
なんか、それっぽい事言って誤魔化そうとしているような。
……まあ、いいや。
【識句】
あら、いいのかしら? あっさり諦めるなんて以外。
【窓井】
うん。まあ今年は色々あって忙しかったから。
今年はこれで読者の方々には申し訳ないけど我慢してもらうとして。
来年こそは、識句ちゃんがバレンタインイベントとして何かするって事で。
では、よろしくお願いします☆
【識句】
……って、また1年引っ張るの!?
まあ、来年もきっとこんな感じでグダグダになっているでしょうから、私としては別に構わないけど。
読者はそれで納得するのかしらね。
(この記事でブログ管理人と対談している桑林識句は架空の人物ですが、予定は実際に実行するつもりでいます……来年のバレンタインイベントは未定ですが。また『超伝神トライブレイバー』は窓井来足が書いた作品です)