口上というものを
発声練習の一環として?
確かに、憧れる面も
今日の日記は桑林識句*1が担当します。
――とはいえ、特に紹介できるような本もなければ。
世間がこのような状況では自然観察にも行けいないので。
今回は窓井さん*2が発声練習の一環だと言い張ってあれこれ音読し始めたという話。
なんでも、窓井さんは発声練習の一環として。
「外郎売」の口上を読むことにしたらしく。
ついでに、他にも「ガマの油」などの口上や。
いくつかの詩なんかも用意していて。
私としては役者ではない彼が何故、発声練習をするのか。
そして、どうしてそのためにそういうものを読み始めたのか。
個人的に気になって聞いたのだけれど。
何か。
「練習になるかもあるけど、それ以前に。
こういうのが、ふとした時に言えたらカッコいいから」
とか、そんな返答をされたわ。
……まあ、確かに。
私も、小説に出てくる知的なキャラクターみたいに。
有名な作品の一説とかを、ふとした時に暗唱できる人物には少し憧れるけれど。
冷静に考えたら。
そういうのに憧れるのって、ただの中二びょ……まあ、いいのだけれど。
そういえば。
窓井さん、確か前にポーの「大鴉」を毎日音読していた時期があったような気がしたけれど。*3
あれもキャラづくりの一環だったのかしら? 気になるところね。
(虚構日記の記事はフィクションですが、実際に窓井は発声練習と称してあれこれ音読しています。)