ヒーローらしくは駄目なのか?
それでも俺は〈らしく〉ありたい
だが、そもそもヒーローらしさとは?
やあ、みんな!! 元気にしているか?
今日は俺、トライブレイバーに変身する店屋郷*1が日記の担当だ!!
と、ヒーローっぽい雰囲気を目指して始めてみたんだが、どうも。
窓井*2が俺を憑依させる際の相性が悪いのは、こういう。
俺がヒーローらしく振舞おうとしているあたりに理由があるらしい。
と、この時の記事で言われているんだが。
とはいえ、まあ。その辺り。
俺があっさりと「じゃあヒーローらしくあろうとするのをやめます」って。
いう訳にもいかないというか。
むしろ、ヒーローとして選ばれた以上。
ヒーローらしくあろうとするのは当たり前じゃないか?
って思っている俺からしたら、なんでそれが悪いのかって話になるんだが。
――いや、そういえば。前にさとり*3から変身ポーズについて。
「その、いかにもヒーローな変身ポーズ、いるのか?」
と言われたことがあったな。
俺としては、このポーズを考えた際はまだあまり特撮には詳しくなかったんで。
ネットで検索して「これ、カッコいい」と思ったヒーローのポーズを組み合わせたやつを。
気合を入れるために変身ポーズにしているんだが。
何か、さとりとしては「露骨すぎないか?」ということらしい。
そういえば。さとりは変身する際にポーズはあまりとらず。
変身アイテムを作業的に無駄のない動きで操作するだけ。
という感じだったな。
俺としては何かあれはあれで「プロフェッショナルなヒーローっぽい」と思っていたんだが。
さとり本人としてはただ「戦士として必要な動作」だからああやっているんだろうか?
しかし、だとしたら。俺は何故。
その特にヒーローらしさを演じていない仕草にヒーローっぽいさを感じたんだ?
そもそも、ヒーローらしさって改めて考えてみると一体……。
うーん。
まあ、この辺りをもっと考えてみたら何か新しいアイディアが浮かぶかもな。
よし、しばらく「ヒーローらしさ」について考えてみることにしよう。
(虚構日記の記事はフィクションです)