キャラの好物について
単に「何が好き」だけでなく
何故好きか、どう好きか
【桑林識句】*1
今日は昨日の記事の続きとして。
私の好きな飲み物は何で、何故あの場で出したら不自然だったのかだけれど。
まず私が好きな飲み物、マルベリーなのよね。
【店屋郷】*2
マルベリー……って、何だっけ?
【識句】
桑の葉のお茶。
【郷】
桑の葉……いや、待てよ。
確かにお前はカイコガみたいな姿に変身できるようになっているけど。
その影響なのか? その好物?
【識句】
いえ、そうではなく。
実のところ祖父母が桑茶を飲んでいたのよね。
それを幼い頃の私がたまにもらっていて。
【郷】
それで好きになったと。
【識句】
まあ、そうなのでしょうけど。
実はその桑茶を幼い頃に飲んでいたのを事を思い出したのは高校生になってからで。
思い出したきっかけはハーブティーを飲むようになった際に。
いくつか試した中にマルベリーのがあったからなのだけれど。
それを飲んだ時に、何か懐かしい感じがしたのよね。
【郷】
なるほど。
まあ、何となく事情は分かったが。
それじゃあなんで、あの時*3マルベリーとかいうお茶を出さなかったんだ?
【識句】
それはマルベリーが世間で一般的によく飲む飲み物じゃなかったから。
あの時に出したら説明がややこしくなるからよ。
【郷】
説明……ねえ。
確かに唐突に、あまり読者になじみのなさそうな飲み物が出てきたら。
それが何で、どうして登場したのかを説明しないとならないかもな。
【識句】
そういう事。
そしてそれに加えて私のこれは好物とはなっているけれど。
それは「普段から家に茶葉が用意してある」とかその程度の扱いで。
どこに行ってもそればかり飲んでいるというようなものでもないから。
あの場で強引に登場させる必要性もなかったというわけ。
【郷】
まあ、確かに。
好物だからといって「そればっかり食べている人」とか珍しいからなあ。
俺もカレーが好きだけど、毎日食べているとかそういうのじゃないし。
【識句】
この辺り一言に「キャラの好物」と言っても。
「どの程度好きなのか」とか「何故好きなのか」とか。
そう言う点でも色々あるから面白いのだけれど。
――それはともかくとして、考えてみると。
【郷】
考えてみると?
【識句】
みーちゃんさん*4はお酒飲みすぎじゃないかしら?
あの人だけ毎回何かあるとお酒が出てくるし。
【郷】
まあ水槌様の場合。
人間じゃあないからアルコールとかあまり問題ないんだろうけど。
うーん、かといってどうなんだろうなあ。
しょっちゅう酒ばかり飲んでいる神様って、大丈夫なんだろうか……色々と。
(この記事で会話している店屋郷、桑林識句は架空の人物です)