転校生……でいいのか?
『学園ブレイバー』第3話
さらなる転校生
【葉澄蓮】*1
というわけで、前回の記事で高座先生から紹介があった転校生っていうのは僕なんだけどね。
名前は葉澄蓮。好きなものはコーヒーと――
【店屋郷】*2
げぇ!! 師匠!?
【高座水槌】*3
こらこら、転校生を見ていきなり「げぇ!!」はないでしょ。
【郷】
いやいや、待てって。
普通に考えたら俺の師匠なんだから、葉澄さんこそ先生役になるだろうが!!
それが転校生って……っていうか。
今までブログには登場したことなかった師匠の初登場がこれでいいのかよ!?
【葉澄】
まあ、僕の場合は既に小説版第2話で登場しているからね。
【桑林識句】*4
その辺り、まだこの記事が書かれている段階では小説版に登場していない私より。
葉澄さんの方がむしろ登場してもおかしくないとも言えるわね。本来は。
【郷】
そうか? まあ、そういう考え方も……いや、それは置いといて。
転校生って事は、葉澄さんも高校生扱いなの?
【水槌】
まあ、先生はあたし一人で十分でしょうって事で。
葉澄さんにも学生になってもらいました!!
一応、郷君たちと同世代にするために17歳って設定だよ? この世界では。
【郷】
……いやいや、無理だろ!!
どこに、こんなお洒落なヒゲを生やした高校生がいるんだよ!!
【葉澄】
はっはっはっ、郷君。
昔の少年漫画では逞しいひげ面の高校生とか結構いたものだよ。
まあ、彼ら実際には年齢不詳だったりしたけどね。
【郷】
師匠!! あんたも発想が漫画基準なのかよ!!
ってか、前回のあのやり取りは複線だったのかよ!?
……なんだか、頭痛くなってきた。
先生、ちょっと俺保健室行ってきていいですか?
【水槌】
え? まあ、流石にこのご時世に「駄目です」とかいうと。
いろいろ問題になりそうだから、行っても構わないけど。
いいのかなぁ? その間に展開がもっとあんな事やこんな事に……。
【郷】
くっ、物語の展開を人質(?)に取られてはここから離脱もできねぇ。
一体、この状況をどうやってマシな方に持っていけば……。
そ、そうだ。
先生が水槌様……いや、水槌先生しかいないっていうなら。
一体、この学校では何の授業をするんだよ?
【水槌】
うーん。それについては。
また次回紹介って事で、いいかな?
【郷】
お、おう。
じゃあ次回はその辺りの説明をよろしく!!
(もっと情報を集めて、何とかこの状況から抜け出さないとな)
(この記事はフィクションであり、店屋郷、高座水槌、桑林識句、麻幌さとり、葉澄蓮は架空の人物です。)
(第4話はこちら)