続・今後の方針について
他の物語と組み合わせるとして
例えばいくつかのパターンが
前回までの内容をまとめると。
今後『超伝神トライブレイバー』は他の作品と組み合わせていこうと思う。
例えば自作のイラストやアクセサリーを作中の登場人物の服のデザインや小道具として使用したい。これに関しては協力者がいればその人の作品の使用も考えたい。
そして、物語性のある作品、例えば小説ならば――
というところまでで一旦終わっているのですが。
今回はその続きを、前回と同じくこの作品の主人公・店屋 郷*1との会話を通して説明したいかと思います。
【郷】
前回「ストーリー性のある作品を組み合わせる……まあ、所謂コラボさせる場合はどうするんだ?」っていう俺の質問には次回答えるという話だったわけだが。
今回は、それについて詳しく話してもらおうか?
【窓井】
ま、約束なので。それを。
とりあえず僕、窓井来足はこの『超伝神トライブレイバー』以外にもヒーローが登場する・しないに関わらずストーリーのある作品、主に小説を書いていて。
そのうち短編を除くと3作ならば一応、物語として完成しているし。
そもそも、この『トライブレイバー』以前の企画が「先にヒーローが集合するような作品を作って、それから各ヒーローの物語を描く」というものだったから。
別に『トライブレイバー』作るのだけが活動ではないというのがあって。
【郷】
つまり、『トライブレイバー』はあくまで大きな作品群の一つというつもりで作っているってことか?
【窓井】
そういう見方もできるし。
あるいは『トライブレイバー』が物語としては完結しても、その登場人物や設定を他の作品に登場させることである意味作品としては継続できる。
というのもあるのだけれど。
【郷】
それ、何かメリットはあるのか?
【窓井】
個人的には、完結した物語を特に描きたいアイディアもないのに続編を作るっていうのが好きではなくて。
アイディアがない状態で、例えば完結後に『超伝神トライブレイバー2』を作るぐらいなら、他の作品のゲストとして参加させたいという感じかなあ。
【郷】
ゲスト……といっても、作品次第だろう?
例えば他の作品ってのが、この作品の舞台と違って、遠い未来だったり、逆に大昔だったり、別の星だったり、ファンタジーみたいな完全な異世界だったら、どうやって組み合わせるんだ?
【窓井】
いや、組み合わせると言っても直に同じ世界である必要なないから大丈夫だと思うんだけど。
【郷】
そうなのか?
【窓井】
直に同じ世界ではないパターンとして、よくあるのが並行世界とか異世界からやってきたタイプで。
そもそもこの『超伝神トライブレイバー』はいくつもの並行世界がある前提の話だからその辺りは普通に組み合わせられると思うけど。
他のパターンとしては「物語の登場人物本人」が登場するのではなく「物語の登場人物を元にした存在」が現れるタイプかなあ?
【郷】
ん? それは……つまりどういう?
【窓井】
例として昔話を使うならば。
『桃太郎』に登場する〈桃太郎〉本人が何らかの理由、例えば時間移動をしたとかで登場するのが「本人登場」タイプなら。
みんなが持つ〈桃太郎〉のイメージが実体化して出現するのが「物語の登場人物を元にした存在」が現れるタイプの一つだと思うんだけど。
【郷】
それに似た事を自分の作っている作品同士でやるってことか?
【窓井】
そういう事。
ちなみに。まだ完結していない作品の場合。
前者の「本人登場」なら他の作品で登場した際の影響が、元の作品にも反映されるけど、別の言い方をしたら反映されないと不自然になる場合もあって。
逆に後者「物語の登場人物を元にした存在登場」は元の物語には影響がないわけで。
大きく絡めたいなら前者のパターン。あまり物語に影響を与えたくないなら後者かなぁ……。
いや、勿論。
元の物語自体を並行世界的にして「他の作品と関わった世界」と「そうでない世界」に分けることもできるんだけど……。
【郷】
ずいぶん話が複雑になってきたような……大丈夫なのか?
【窓井】
まあ、これらの設定はあくまで背景みたいなもので。
作中登場人物が他の作品に登場した際の影響を気にする人向けの設定だから。
特にその辺りを気にしない人は読み飛ばせる程度にしようとは思うけどね。
ただ。相手の作品に影響を与えない形でのコラボが可能なら、作者が僕ではない作品とコラボする際に何かと……
【郷】
そういう予定でもあるのか?
【窓井】
いや、特にないけど。
できたら面白いかなぁ……とは思っていて。
何せ、無名の人間が一人で作品を作っていても、なかなか人の目に留まらないので。
だったら、そういう人間同士でお互いに宣伝したりできたらと。
まあ、キャラクター同士が共演する形ではなくても、例えば作中作的に他の人の作品を登場させて、こちらの作品の登場人物がそれを鑑賞したりするとかでもいいけどね。
【郷】
ん? さっきも言っていたけど、確かお前って既に小説書いているんだよな?
その既に書いたやつを今後、そういう形でこの作品に登場させたりというのは無いのか?
【窓井】
実はある。
というのもその、既に書いた小説うち一つは町田市をモチーフにした架空の街が舞台だからというのもあるんだけど……。
それについてはまた次の機会に!!
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(この記事でブログ管理人と対談している店屋郷は架空の人物ですが、制作予定は実行していきたいと思っています)
*1:たなや ごう