蚕と産業と信仰と
町は町と繋がっていく
糸と糸が絡まるように
さて、最近は、物語としての『超伝神トライブレイバー』を知ってもらいたく。
短編の小説を宣伝にする目的も兼ねて書いているのですが。
今回はそれについて、作中登場人物の高座水槌*1と話し合おうかと。
【窓井】
最近は、試しに小説版を書こうと思って、まずはスピンオフを書いているんだけどね。
【水槌】
ふーん……って、〈まずは〉なのに、スピンオフ書いているの?
【窓井】
まあ、既にこのブログでも言ったように、当初考えていた〈郷達の住む世界の町田市〉を舞台にした一連の話を第一部としたら。
現在、このブログを含めてやっている〈読者から見た現実世界〉を舞台にした話は第二部なんだけど。
【水槌】
なんだけど?
【窓井】
第一部は、話が結構長くて、小説にしても長編になるし。
第二部は、今後の実際の活動によって多少方向性が変わるから。
第一部終了後から第二部開始までの間の話を書きたいかと思っていて、それだとスピンオフの方が書きやすかったというのがあって。
【水槌】
つまり第1.5部ってこと?
【窓井】
時系列的にはそんな感じ。
……で、更に話として、今回のテーマとして養蚕関連を扱いたいというのがあって。
それだと主人公の郷より、識句*2の方が向いているかと。
【水槌】
なるほどねぇ。確かに、あたしとくーちゃん*3で蚕に関する文化を調べたりしに出かけたことがあるけど。
そういう奴を書くんだ。
【窓井】
そう、まさにそういう話で。
今回、個人的には常陸の国三蚕神社や金色姫伝説なんだけど。
同時に八王子から横浜までの絹の道の方の話も書ければなぁ……と。
【水槌】
ああ、あの時の旅ね……って。
絹の道の方は町田市を通っているけど、三蚕神社は町田とあんまり関係ないじゃん。
【窓井】
そのあたりだけど。
この『超伝神トライブレイバー』は最初から主人公自身、町田と関連があれば、別の地域まで出かけていくことを考えていて。
それこそ、できれば町田と友好都市になっている場所とか、あるいは町田ゆかりの人物に関連する地域とか。
【水槌】
【窓井】
いや、確かにヒーロー制作に海外まで行けたら面白いとは思うけど、どうかなぁ?
……と、まあ。そんな感じで最初から町田だけを舞台にするつもりではなく。
更に、主人公以外の登場人物は、かなり初期の段階から〈そのキャラクターのモチーフになったものにゆかりのある地域に出かける〉という話を書きたいとも思っていました。
【水槌】
なんで?
【窓井】
ローカルヒーローとして作っていた時に、考えたのが。
そもそも地元だけで活動していても、地元を外に宣伝することにはならないというのがあって。
結果として、町の宣伝を目的としていない現在でもこの作品では「別の地域と繋がる」というのも結構重要なテーマでになっていて。
この辺りは、町田市の歴史から考えても、都市と都市を結ぶという要素があるから作品に取り入れたら面白いかなと。
【水槌】
そういえば。
主題歌の歌詞にも「このマチだけで終わらない無限の世界は絡み始めて」というのがあったっけ?
【窓井】
うん。まあ、あの主題歌も。
過去と未来を繋ぐとか、人と人を繋ぐ、それに加えて町と町を繋ぐという要素が結構入っているけれど。
この作品のテーマがそういう方向なんだよね。
まあさらに、ここに並行世界が繋がるというのも入ってくるんだけど。
tribraver.hatenablog.com主題歌についてはこちら
と、言うわけで、この作品はかなり早い段階から「他の地域と繋がりを持つ」というのをテーマにしていたので。
今回は、そっちにも力を入れようかなぁ……と。
【水槌】
そんなこと言って。
本当はヒーローより女子二人旅が描きたいからスピンオフ書いているってことは?
【窓井】
それはない……とは言えないかも。
【水槌】
言えないんだ!!
【窓井】
まあ、それは冗談として。
これから先、スピンオフ関連の方も進めていく予定なので。
よろしくお願いします。
【水槌】
とはいえ、ちゃんと本編も作っていくからね~。
☆このブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!! 今後もよろしくお願いします!!☆
(この記事でブログ管理人と対談している高座水槌は架空の人物ですが、予定は実際に実行するつもりでいます)
実は、前に描いた線画に色を付けたりしているのですが……それはまたの機会に。