近世の家の祈り
創作機動部隊 episode.28
絵馬やミキノクチ、年中行事など
先週金曜日、10月30日は「まちだ市民大学 HATS 町田の歴史」の第6回目がありました。
今回は近世の祈りを家を中心に扱ったもので。
前半では絵馬やミキノクチを扱っており。
私は今回初めてミキノクチというものを知ったのですが。
帰ってから調べてみると、Wikipediaにもこの記事を書いている段階*1ではページが存在しておらず。
神酒や瓶子のページに〈神酒口〉として紹介されているだけだったので。
詳しく調べるために、何か資料を探そうかとも考えています。
そして後半では年中行事を扱っていたのですが。
この中で私が気になったのはサイノカミやヨウカゾウで。
サイノカミは今年、どんど焼きに行った際に調べた事で。
また、ヨウカゾウは私が個人的に読んでいた『町田の民話と伝承』で一ッ目小僧の話として登場した際に調べた事で。
それぞれ興味があったので、今回色々な話が聞けて面白かったです。
また、帰宅後に調べたところ。
梅若様というものについては「梅若伝説」というものに登場する梅若丸の忌日とあったのですが。
これと、紹介された年中行事は同じものなのか、気になっています。
そして。
今回の講座で私が個人的に興味を持ったのは。
民俗学についての資料の扱いや、フィールドワークの話で。
講座自体はあくまで町田の歴史なので、そこまで深くは触れていなかったと思うのですが。
例えば年中行事が現在、どの程度、どのような形で行われているかを調べる為に。
実際に祭りの場に向かったり、参加者に話を聞いたりするというのは。
作品制作の関係で、民俗学に興味を持ち。
また、作品の取材として実際に町田を中心とした地域の史跡や寺社。
あるいは祭などに行ったりしている私としては。
聞いていてとても面白かったです。
もし今後、民俗学についての講座があれば。
ぜひ参加してみたいと思っているので、どこかでやってくれないかと期待しています。
*1:2020年11月4日