超伝神トライブレイバー制作プロジェクト

東京都町田市を舞台にしたローカルヒーロー『超伝神トライブレイバー』の制作プロジェクトのブログです!

バレンタイン三度

今年もやるんですか!?

需要……あるのか知りませんが

〈前回までのあらすじ〉

 一昨年のバレンタインからトライブレイバー』の作者である窓井来足*1は。

 その作品に人気が出たら作中登場人物桑林識句*2がバレンタインに何かする。

  という約束を、勝手にしているのだが。

 

 一体、いつになったらそれだけの人気がこの作品に出るのか……そして今年はどうなったのか。

 

 前回の記事はこちらを参照。

tribraver.hatenablog.com

 

【窓井】

 という訳で、今年もまた私はガトーショコラを作りました!!

 

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 ――って、識句さんは?

 

【水槌】*3

 くーちゃん*4なら。

「ただでさえ読書感想記事に呼び出されているのに、バレンタインまで担当するなんて面倒」

 って言って、さっき帰ったけど?

 

【窓井】

 え? じゃあ今年も識句が何かするってのは無し?

 

【水槌】

 いや、無しも何も。

 まだ小説版『トライブレイバー』が第3話の途中だよね?

 

【窓井】

 え? いきなり何? 何でいきなり小説の話題!?

 それが何かこの話と関係が?

 

【水槌】

 去年の記事の際にくーちゃんが登場するのは第4話だから。

 せめてそこまでは進めてもらわないとって話してなかった?

 

【窓井】

 いや、でもあの際だって小説については一応進んでいるからOKだったじゃん。

 今年もあの時からは先に進んで第3話は後半まで行っているし。

  それに小説に限らなければ、今回は。

 ヒーロー姿の活動を開始したっていう明確な進展もあったよ?

 

【水槌】

 いやいや、でも。

 小説は第4話まで行っていないことに変わりはないし。

 ヒーロー姿での活動も事情があるとはいえストップしているじゃん。

 

【窓井】

 まあ、そうなんだけど。

 

【水槌】

 だけども何もないよ。

 まあ、くーちゃんならそれでも何かしようとするんだろうけど。

 あたしはそういうのは認めません!!

 

【窓井】

 そう言われると……って。待て、おかしくないか?

 

 さっきみーちゃんさん*5、識句は自分の意思で帰ったみたいに言っていたけど。

 今言われたように彼女の性格を考えたら、面倒だったとしても一応何かをしてくれるような。

 実際、去年だってそうだったし。

 

【水槌】

 そ、そうかなぁ?

 

【窓井】

 さ・て・は、みーちゃんさん。

 自分の出番が欲しいから識句に今回のバレンタインは譲ってもらうように頼みましたね?

 

【水槌】

 え? い、いや違うよ。うん。

 

【窓井】

 いいや、そうだろう。

 少なくとも識句が自分から帰るって事は考えにくい。

 

【水槌】

 と、ともかくそんな事より。

 あたしは、今年のバレンタインにくーちゃん……いや。

 くーちゃんも含め、あたし達キャラクター側が何かするってのは認めません!!

 

 ……っていうか。今更だけど。

 何でバレンタインには何かしようとする訳?

 

【窓井】

「バレンタインには」って?

 

【水槌】

 いやだって例えば、去年のクリスマスも。

 あるいは今年の正月や節分も何もしていないじゃん。

 

【窓井】

 ん? いや。一応『トライブレイバー』はローカルヒーロー的要素もあるから。

 本来、このブログとしては。

 そういう季節の行事は地元でやっているイベントを紹介する事で補っているんだけど。

 ここ最近はあまり外出もできないから、そういう話題を提供する機会も無くて……。

 

【水槌】

 でもでも、さっき挙げたようなイベントだって。

 外出できなくてもできる事はいろいろあったよね?

 例えばケーキとか、おせちなんかを作るとか。

 

【窓井】

 ん? だってそういうのはバレンタインに比べて手間がかかって大変じゃん。

 一方、バレンタインは一人でチョコレート菓子を作れば済むから楽っていうか。

 

【水槌】

 ………………。

 

【窓井】

 あ、やっぱり面倒くさがって季節のイベントの記事書かなかったのはまずかった?

 まあ、確かに一人豆まきとかぐらいならできたかも……。

 

【水槌】

 いや、じゃなくて。

 バレンタインはチョコレート菓子を作る日じゃないからね。

 というか、本来一人で完結するイベントじゃないし。

 

【窓井】

 ……ですよねー。

 

【水槌】

 ま、今年は外出が難しい状況だから仕方がないとして。

 来年こそは何とかしなさいよ、その一人バレンタインの状況。

 来年までに相手を見つけるとかさぁ。

 

【窓井】

 いやいや、私はバレンタインに便乗して記事が書きたいだけだし。

 っていうか、人の恋愛に口を出すとか。

 前から思っていたけどみーちゃんさんってやっぱりお節介……あ。

 

 もしかして、水槌さん。

 識句が今日、郷に会いに行けるように、今回の記事の担当、変わってもらったんじゃ……。

 

【水槌】

 ふふん、さあ? 何のことかな?

 別にあたしは「くーちゃんと郷君にバレンタインの短編小説になりそうな出来事が起こったりしないかなぁ」とか考えて。

 くーちゃんにはそれとなく郷君のところに行くように促しつつ。

 今回のバレンタイン記事の担当を譲ってもらった訳じゃないよぉ?

 

【窓井】

 その態度、ほぼ決まりじゃないですか!?

 ……ってか、いいですか水槌さん。仮に、仮にですけど。

 

 うちの作品でバレンタインネタやっても酷いオチが待っているんであって。

 青春らしい甘い恋とか、そういうのは無いですからね!?

 

【水槌】

 おいおい、作者がそういうこと言っちゃっていいのかなぁ?

 というか、恋愛もの、しかもバレンタインのエピソードに酷いオチしかつけないような捻くれ者だからモテないんじゃあ……。

 

【窓井】

 五月蠅いな!! 私がモテない事はどうでもいいでしょうが!!

 って訳で今年もこんなグダグダな状況ですが、バレンタインでした!!

 以上!!

 

【水槌】

 あ、こら勝手に終わらせんな!!

 これからこの水槌おねーさんによる恋愛講座が――

 

(この記事でブログ管理人と対談している高座水槌は架空の人物ですが、ガトーショコラは実際に作っています。また『超伝神トライブレイバー』は窓井来足が制作している作品です)

*1:まどいきたる。

*2:くわばやししるく。カイコガのような姿の怪人に変身する力を持った文学少女

*3:高座水槌(たかくらみづち)川の神で蛇の神でもあるが、面倒見のいい酒好きなオタクのねーちゃんでもある。

*4:識句の事。フルネームだと名前の最初と最後に〈く〉が付くために水槌が付けたが、彼女以外は基本的に呼ばない。

*5:「みーちゃん」は水槌が自分の事をそう呼ぶように言っているあだ名である。