キャラクターを描き進める
とりあえず3人分は
まだ正面の線画だけなのですが
前回からキャラクターのイラストを描くために、まずデザインを考えているので、その続きの紹介をしたいかと。
今回は『超伝神トライブレイバー』の登場人物の桑林識句*1と高座水槌*2との対話という形式で進めていこうと思います。
【窓井】
というわけで。前回からの続きで。怪人とヒーローのデザインを描いていまして。
今回は女性キャラクターの変身後の正面の線画までは描いたところです。
(左が識句、中央がアナザーブレイバー、右が水槌)
【識句】
正面だけ?
【窓井】
まあ、まずは一番イメージしやすいところからね。
この後、色を付けて。できれば三面図とかあるいは顔や手、足というかブーツあたりだけの細部の図とか。
当然、男性の方のデザインも描きたいし……まだまだやることは多いよね。デザインだけ描くのでも。
【識句】
そもそも。
これだと説明のための図で、イラスト的な意味での絵ではないわよね?
【水槌】
もー、いきなりそんな事ツッコんじゃだめだよ。
まー君は別にイラストレーターさんや漫画家さんじゃないんだから。
【窓井】
まー君……じゃなくて。
そもそも自分はキャラクターイラストはほとんど描いたことがない素人で、漫画に至っては描いたことすらないからねぇ……誰かそういう方面の絵が描ける人がいたらいいんだけど。
ただ、こちらも見返りに出せるものがないというか。
お金で依頼したくても依頼料がないし、あとできるのはこちらも相手側の要求した仕事を何かすることだけど、そういうのもあまり……。
【水槌】
まあ、今の段階じゃあ仕方がないよねぇ……。
【窓井】
というわけで、当面は図としてもあるいは絵としても、自分が描いていくしかないんだけど。
それはともかく、何かデザインについて質問ある?
【識句】
質問……というより、私達には当たり前の事なんだけど。
このブログの読者的には水槌さんのデザインとかじゃないかしら?
この姿から川の神様といわれてもあまり想像しにくいと思うのだけれど。
実際、私も初めて見たときは疑問に思ったし。
【水槌】
そう? 別に川の神様だからっていつも神様っぽい格好しているわけじゃないってだけでしょ?
人間だって例えば学生だからと言っていつも制服だけ着ているわけじゃないじゃん。それと同じようなもんだと思うけど?
【窓井】
この辺りはやっぱり説明した方がいいかもなぁと。
水槌さんの場合、そもそも神様という物質的ではない存在なので、ある意味では人間態、怪人態どちらも〈仮の姿〉で。
今回デザインしたのは、怪人態とはいっても人間でいう私服に当たる方のデザインで。仕事着的な意味での〈和風の神様っぽいデザイン〉のも後で描きたいと思っているというのはあったりします。
【水槌】
実のところ神様とか妖怪とかなら見た目は結構自由に変えられるんだけど。
一方であんまり大きく変えすぎたり、頻繁に変えると存在としての統一性がなくなって、結果として力が発揮できなくなる。
って、いうのがあるから、その辺りで姿を変えるときも〈同じ者〉とわかる程度の変化しかしなんだけどね~。
【窓井】
その設定は現実的な意味で神や妖怪などが、多くの人に共通のイメージで受け取られていることによって存在している。
というあたりをヒントに作っていまして。
【識句】
そういう読者的にはどうでもいい設定を細かく作るのは相変わらずね。
【窓井】
どうでもいい人もいるだろうけれど。
姿を自由に変えられるとしたら「毎回似た姿で出てくるのは何故か」とか指摘されかねないからね。
で、話を戻すと。
では何故、私服がこういった方向に行ったかといえば……。
【水槌】
ん? あたしの趣味。
っていうか、バンドの時の衣装をアレンジしたっていうか。
ほら、あたしって一応、ベンテンサマっていう通称もあるし。
【識句】
その説明だと事情を知っている人にしか伝わらないと思うのだけれど。
補足すると、町田市内でかつてアオダイショウをベンテンサマと呼んでいたことがあって、その結果、蛇の神でもある水槌さんも同じ要素を持っていて。
弁才天というと琵琶なんだけど、彼女の場合、現代文化の影響で同じ弦楽器でもエレキギターを弾いたりしていて。
結果、メタルバンドのギタリストでもあるという。
【水槌】
そして、みんなあたしが蛇だからヘビメタだと思っているけど。
実際にあたしが影響を受けたのはスラッシュメタルだったりするという。
【窓井】
あ、そこはどうでもいいです。
【水槌】
いいんだ!! どうでも。
【窓井】
どっちかといえば、弁才天に音楽の神様という性質がある関係で、ギターに限らず様々な楽器を一応は習得しているとか。
あるいは町田市を流れる境川の下流にある江ノ島が弁才天で有名で。
境川に関するキャラクターである水槌さんが弁才天と関係がある設定なのはそこにもかかっているとか。
そっちの説明の方が大事な気もするんだけど。まあ、それはともかく。
次は識句の方の紹介をしたいのだけれど。
【水槌】
だけれど?
【窓井】
そろそろ一回の記事の文字数的にきついので。
……次回で良い?
【識句】
別に私は構わないのだけれど。
私の怪人態のデザインについて、何か説明することなんてあるかしら?
【窓井】
それはまあ、次回に考えるということで。
では、次もよろしくお願いします。
☆このブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!! 今後もよろしくお願いします!!☆
(この記事でブログ管理人と対談している桑林識句および高座水槌は架空の人物ですが、制作予定については実際に行っていきたいと考えています)
キャラクターをデザイン中
まずは線画で
商品の宣伝もついでに
今回もまた『超伝神トライブレイバー』の主人公・店屋郷*1との会話という形式で。現在の制作状況を。
【窓井】
さて、最初にこれを。
今回は、こちらのイラストから〈MUGIRYU〉の文字がないものを使って、トートバッグを販売させていただきました☆
【郷】
また宣伝か? に、しても。
これ、もしかしてトライブレイバーの色を……。
【窓井】
いや、それは偶然。
そもそも赤と青が両方入ったヒーローはかなり多いし。
一人のカラーではなくて二人組の場合の色としても定番だからね。
というより、トライブレイバーの場合、厳密には緑も入るんだけど。
【郷】
そういえば、そうだったな。
そもそもカワセミ、サルビア、ケヤキの3つの力を持っているわけだし。
とはいっても、俺が変身している場合には、俺の性質に合っているカワセミの力が、デザイン全体には反映されているんだっけ?
【窓井】
うん。だからもし郷とは別の人が変身した場合、緑の比率が多いデザインのヒーローになる可能性もある。
あと、郷が変身するトライブレイバーの場合、最初に変身したのが境川源流だったという場所的なエネルギーが川に関する要素を強くしたからというのもあるんだけど。
【郷】
そういえば、名前にトライとあるから3つの力と思ったけど。
そもそも俺の変身しているヒーローの名称は俺たちが〈トライブレイバー〉ってつけたんであって、その時にはトライは〈挑戦する〉方の意味だったのに。
更に〈3つ〉の方の意味も後からつけたんだったな。*2
ずっと、この名称を使っていたから忘れていたけど。
【窓井】
確か、郷達の世界に伝わる伝承*3の中で「闘い来たる時、武神の霊を刃に宿して挑む、勇気ある者」からとったんだっけ?
【郷】
おう。そこから「闘・来・武・霊・刃」をとって俺が……
【高座水槌】*4
……と、言っているのは郷君だけで。
みんなは「挑む」と「勇気ある者」からつけたと思っているのでした☆
【郷】
げげ! 水槌様!?
【水槌】
げげって……あと、ここではみーちゃんと呼べ。
【郷】
その呼び方……まだローカル萌えキャラの座を狙っているんですか!?
っていうか、うちの作品のキャラクターだと水槌様より、識句*5の方がまだ可能性あるような。
まあ、あいつ、性格はクールというか、口数が少ないというかだけど。唯一、少女と言っても違和感ない年齢*6だし。
【水槌】
何言ってんの?
萌えキャラなんて、世間にもあたしみたいに神様とかいう設定で、年齢不明とか沢山いるじゃん。余裕でしょ。
【郷】
いや、どうなんだろう?
自ら萌えキャラを自称し、しかもその目的が「ファンからの差し入れや、神様としてのお供え物が貰えたら」みたいな欲深い理由な萌えキャラとか。
【窓井】
まあ、ウザキャラ系とか、そっち系でいけばいけるんじゃないか?
その上ポンコツ系も加えれば……
【水槌】
え゛……作者がそんなこと言っちゃうわけ?
【窓井】
いや、冗談だけどね。冗談。
……それより、さっき識句の話題が上がったことで、ちょっとこれを載せようかと。
【郷】
これは……識句か? 変身後の。
【窓井】
まあ、まだ仮案だけれど。前に言ったように描き進めていて。
後、水槌さんと、蓮と刃勝丸と3人分、所謂怪人のデザインを描かないとならないのだけれど。*7
ちなみに、読者向けに説明しておくと。
識句は「人間が不思議な力で怪人に変身できるようになった」タイプ。
水槌と蓮は「神や精霊に近い存在が普段は人間の姿をしている」タイプ。
刃勝丸は「物に過去の武士の闘争心が宿って人の形を持った」タイプで。
それぞれ違ったりしていて。
初期にローカルヒーローとして考えていた際に、怪人はレギュラーキャラにしたいというのもあって。
あまり怖いデザインのではなく、仲間の方にいても違和感がないようにしたんだけれど。
刃勝丸だけは「ヒーローショーみたいに短時間で描く物語でも敵としてわかりやすい設定」ということで「強いものを求めて戦いを挑む」としてあって。
その結果、彼だけ見た目も悪の怪人っぽいやつと考えていた……という。
【水槌】
ま、なんていっても。
その時考えたデザインは文章とラクガキレベルの絵で漠然とメモしてあるだけで、実際にはほとんどかいてなかったんだよね~
あたしのとかは蛇や龍がモチーフだという事で、確かフードみたいのを……
【窓井】
あ、それは今描いているんで、その際に紹介を。
ちなみに、とりあえず今は線画でイメージを描いているけれど、終わったらデジタルで色を付けて。
ついでに、武器やアクセサリー、あるいは日常でそのキャラクターが使っている小道具のイラストも描いておきたいなぁ……と。
【水槌】
ん? あたしの使っているギターとか?
【窓井】
そんなの。あと、識句の変身する時に使うアクセサリーとか。
あるいは彼女が集めているぬいぐるみとかね。
【郷】
そういえば。クールな性格だけどぬいぐるみ好きなんだよなぁ、あいつ。
しかも何故か「鳥類と哺乳類以外」という括りで。
【水槌】
そーいえば、くーちゃん*8の部屋に行ったとき、タコとかウミウシとか、蛾とか蛇とかのぬいぐるみがあったねぇ……。
【郷】
ふーん………………え?
水槌様、あいつの部屋にあがったことあるの!?
【水槌】
ま、まあそれはいろいろ……。
【窓井】
ともかく、今後はそういう小道具のデザインとか。
あと部屋といえば、各登場人物の家や部屋の間取りも決めたいなぁ……なんて思っていますので。
よろしくお願いします!!
☆このブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!! 今後もよろしくお願いします!!☆
(この記事でブログ管理人と対談している店屋郷および高座水槌は架空の人物ですが、制作予定については実際に行っていきたいと考えています)
*1:たなや ごう
*2:実のところ、作品としての名称は〈3つ〉の方の意味から先につけているので、作中の登場人物が名前を付けたのとは逆の順番になっていたりします。
*3:我々にとっての現実世界には存在しない。
*4:たかくらみづち。境川に住む蛇の神様にして川の神様。ヒロイン枠……らしいのだが。
*5:桑林識句(くわばやし しるく)
*6:人間の登場人物のほとんどが20代で、他が神様や精霊、妖怪などなので年齢不詳の中、レギュラーキャラクターだと識句だけ10代という状況だったりします。
*7:郷の師匠にあたる葉澄 蓮(はすみ れん)と、強いものを求めて戦いを挑む刃勝丸(はがちまる)については、まだほとんどこのブログでも紹介していませんが、近いうちに紹介できればと思っています。
*8:識句の事。苗字の最初と名前の最後に〈く〉が付くことかららしい
地元の民話を調べたり
『町田の民話と伝承』を読みながら
他の地域の民話も調べつつ
現在、調べている町田の民話について、少し話を。
【窓井】
最近『町田の民話と伝承』を読み直しているのだけれど、気になる事はあれ、調べるのがなかなか進まない。
と、いうのも地元の民話や伝承に出てくるような人だと、ネットで検索しても全く情報がなかったり、あるいは昔はよくある名前だったのか、違う地域の話がたくさん出てきたり……
【芹哉】
そうだろうね。
とはいっても、そういう情報なら、ネットよりも地元の図書館に資料があるという事とかは、当然君も知っているんだろう?
【窓井】
そうなんだけど。
ただ、とりあえずは『町田の民話と伝承』を第一集、第二集ともに一通り読んでから、他の資料で疑問に思ったこととかを調べたいっていうのはある。
まあ、とは言っても。
地元だけでなく、他の地域の民話や伝承と比較するために日本の民話とかをまとめた本はすでに読んでいるけれど。
【芹哉】
物語は似たパターンがいくつもの地域で描かれていたり、派生バージョンがあったりするからね。
……もしかして「他の地域との比較」という発想は、君が小説を書いていた時に……
【窓井】
小説というか物語の作り方を調べていればウラジーミル・プロップとか「物語の類型」とかは出てくるし。
これに関しては民俗学とか哲学についてでも触れられる部分があるけど。
他にも、前から小説で妖怪ものを書きたいから、その関係でそういう話も……
【芹哉】
町田市にも妖怪の話はいくつかあったよね?
確か文学館で以前、そのテーマで展示をしていたこともあったし。
【窓井】
あるね。妖怪関係。
とはいってもまだ妖怪に関する項目までは読んでいないんだけど。
でも、別の項目にも祟りとかそういう方の話はあるからね。
【芹哉】
『町田の民話と伝承』の最初に紹介されている話も祟りが出てくるやつだよね?
確か、村の娘に手を出した六部を生き埋めにして火で責めて……みたいな。
【窓井】
かつて、『トライブレイバー』を子供向けに作ろうとした際に、資料として本を読んだら最初に紹介されているのがそのエピソードで。
流石に子供向けのローカルヒーローだと使えるのか悩んだけど。
今の大人向け路線ならあるいは……いや。難しいか?
【芹哉】
とはいえ、民話や伝承って残酷な話も多いから。
「残酷だから」という理由で避けるというのもどうかというのもあるけどね。
【窓井】
まあ、そういう話が結構魅力だったりもするからなぁ……。
そういえば、さっきの話だけど。気になる事があって。
村の掟を破ったとして六部は物語の中で亡くなったけど、娘のその後については特に書かれてなくて。
あと「ご両部さま」という名称で供養されているところや、供養に関わったお寺あたりから六部がどういう人かとか推測できる気もするんだけど。
【芹哉】
ただ、お寺の場合、当時は違う宗派のお寺があったとか。
あるいは地元のお寺だったから特に宗派と関係なく、供養を引き受けたとかいろいろありそうだけどね。
【窓井】
まあ、だから登場したお寺についても調べないとならないわけで。
こういった一つの民話からでも、わかる事や、調べることができるものをいくつもあげられるというのが、自分にとっては面白いんだけど……
あくまで僕はアマチュア作家であって、歴史学者でも民俗学者でもないからねぇ……今のところは。
【芹哉】
まあ、気長に学んだり、調べていくしかないね。
(芹哉:そういえば、毎回ブログに町田の風景を載せているけど)
(来足:できれば写真の撮り方も学んで、風景を記録したいなぁ……って)
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(この記事でブログ管理人と対談している早蕨芹哉は架空の人物ですが、歴史などについては調べた上で書いています)
*1:さわらび せりや
続・今後の方針について
他の物語と組み合わせるとして
例えばいくつかのパターンが
前回までの内容をまとめると。
今後『超伝神トライブレイバー』は他の作品と組み合わせていこうと思う。
例えば自作のイラストやアクセサリーを作中の登場人物の服のデザインや小道具として使用したい。これに関しては協力者がいればその人の作品の使用も考えたい。
そして、物語性のある作品、例えば小説ならば――
というところまでで一旦終わっているのですが。
今回はその続きを、前回と同じくこの作品の主人公・店屋 郷*1との会話を通して説明したいかと思います。
【郷】
前回「ストーリー性のある作品を組み合わせる……まあ、所謂コラボさせる場合はどうするんだ?」っていう俺の質問には次回答えるという話だったわけだが。
今回は、それについて詳しく話してもらおうか?
【窓井】
ま、約束なので。それを。
とりあえず僕、窓井来足はこの『超伝神トライブレイバー』以外にもヒーローが登場する・しないに関わらずストーリーのある作品、主に小説を書いていて。
そのうち短編を除くと3作ならば一応、物語として完成しているし。
そもそも、この『トライブレイバー』以前の企画が「先にヒーローが集合するような作品を作って、それから各ヒーローの物語を描く」というものだったから。
別に『トライブレイバー』作るのだけが活動ではないというのがあって。
【郷】
つまり、『トライブレイバー』はあくまで大きな作品群の一つというつもりで作っているってことか?
【窓井】
そういう見方もできるし。
あるいは『トライブレイバー』が物語としては完結しても、その登場人物や設定を他の作品に登場させることである意味作品としては継続できる。
というのもあるのだけれど。
【郷】
それ、何かメリットはあるのか?
【窓井】
個人的には、完結した物語を特に描きたいアイディアもないのに続編を作るっていうのが好きではなくて。
アイディアがない状態で、例えば完結後に『超伝神トライブレイバー2』を作るぐらいなら、他の作品のゲストとして参加させたいという感じかなあ。
【郷】
ゲスト……といっても、作品次第だろう?
例えば他の作品ってのが、この作品の舞台と違って、遠い未来だったり、逆に大昔だったり、別の星だったり、ファンタジーみたいな完全な異世界だったら、どうやって組み合わせるんだ?
【窓井】
いや、組み合わせると言っても直に同じ世界である必要なないから大丈夫だと思うんだけど。
【郷】
そうなのか?
【窓井】
直に同じ世界ではないパターンとして、よくあるのが並行世界とか異世界からやってきたタイプで。
そもそもこの『超伝神トライブレイバー』はいくつもの並行世界がある前提の話だからその辺りは普通に組み合わせられると思うけど。
他のパターンとしては「物語の登場人物本人」が登場するのではなく「物語の登場人物を元にした存在」が現れるタイプかなあ?
【郷】
ん? それは……つまりどういう?
【窓井】
例として昔話を使うならば。
『桃太郎』に登場する〈桃太郎〉本人が何らかの理由、例えば時間移動をしたとかで登場するのが「本人登場」タイプなら。
みんなが持つ〈桃太郎〉のイメージが実体化して出現するのが「物語の登場人物を元にした存在」が現れるタイプの一つだと思うんだけど。
【郷】
それに似た事を自分の作っている作品同士でやるってことか?
【窓井】
そういう事。
ちなみに。まだ完結していない作品の場合。
前者の「本人登場」なら他の作品で登場した際の影響が、元の作品にも反映されるけど、別の言い方をしたら反映されないと不自然になる場合もあって。
逆に後者「物語の登場人物を元にした存在登場」は元の物語には影響がないわけで。
大きく絡めたいなら前者のパターン。あまり物語に影響を与えたくないなら後者かなぁ……。
いや、勿論。
元の物語自体を並行世界的にして「他の作品と関わった世界」と「そうでない世界」に分けることもできるんだけど……。
【郷】
ずいぶん話が複雑になってきたような……大丈夫なのか?
【窓井】
まあ、これらの設定はあくまで背景みたいなもので。
作中登場人物が他の作品に登場した際の影響を気にする人向けの設定だから。
特にその辺りを気にしない人は読み飛ばせる程度にしようとは思うけどね。
ただ。相手の作品に影響を与えない形でのコラボが可能なら、作者が僕ではない作品とコラボする際に何かと……
【郷】
そういう予定でもあるのか?
【窓井】
いや、特にないけど。
できたら面白いかなぁ……とは思っていて。
何せ、無名の人間が一人で作品を作っていても、なかなか人の目に留まらないので。
だったら、そういう人間同士でお互いに宣伝したりできたらと。
まあ、キャラクター同士が共演する形ではなくても、例えば作中作的に他の人の作品を登場させて、こちらの作品の登場人物がそれを鑑賞したりするとかでもいいけどね。
【郷】
ん? さっきも言っていたけど、確かお前って既に小説書いているんだよな?
その既に書いたやつを今後、そういう形でこの作品に登場させたりというのは無いのか?
【窓井】
実はある。
というのもその、既に書いた小説うち一つは町田市をモチーフにした架空の街が舞台だからというのもあるんだけど……。
それについてはまた次の機会に!!
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(この記事でブログ管理人と対談している店屋郷は架空の人物ですが、制作予定は実行していきたいと思っています)
*1:たなや ごう
浄運寺の武藤塚の碑
「野盗塚物語」 に登場する
『町田の民話と伝承』より
先日、記事で『町田の民話と伝承』を読み直していると書いたので。
今回は、その関連の場所を一つ。
法要山浄運寺は原町田にあるお寺で、日明が天正5年(1577)に開創、矢部淡路を開基とするといいます。
境内には自由民権運の際の政党対立による襲撃で亡くなった大須賀明のお墓と。
神道無念流の剣士であり、100人以上の弟子がいたという長岡織部のお墓があるのですが。
その横に、このような塚がありまして。
塚自体は〈武藤塚〉というのですが。
伝承では「野盗塚物語」に由来する塚で、その塚は〈武藤塚〉〈野盗塚〉の他〈経塚〉とも呼ばれており、塚は実際には旧町田警察署があったあたりに存在していたのですが。
現在は、この浄運寺の境内に塚があったことを示す石碑がこうしてあります。
この「野盗塚物語」というものは。
武藤家が名主だった時、御用長物を預かってくれと武士の一団に頼まれたが、その長物の中に人が隠れていたので、出られないように重しをして、翌日に長物を運び出した。
後日、5~6人の武士が復讐の為に金子の借用を装って武藤家を訪ねてきたが、武藤家では警戒していたので野盗は一網打尽に討たれた。
そして野盗の亡きがらを弔い、塚尾を築いて供養した……というもので。
詳しい話は『町田の民話と伝承 第一集』にあるのですが。
仮にこの話を現代の特に子供にする場合、例えば物語中に登場する「長持」や「三宝」というのがどういうものかや。
金子を貸す際に出した白銀二十五両とはどの程度の価値だったのかなどを紹介できたらと思いました。
また、そもそもこの野盗は一体、どこから来たのか。
もし周辺でも何か悪事を働いていたのなら、この時期にこういった野盗の話が他にも残っていないのか……などが個人的には気になっています。
さて。
このような形で現在は民話や伝承を調べているのですが。
この時期は暑いので、実際に舞台となった場所にどの程度出かけていこうかというのはあります。
何せ今回、浄運寺に行った際。
猫が鐘の下の日陰で涼んでいたぐらいなので。
町JAZZに
第9回町田ジャズフェスティバル2018
音楽イベントも結構ある町田
さて、先日7月21日。
町田の町田駅周辺の4か所で〈第9回町田ジャズフェスティバル2018〉のイベントが開催されていたので、このブログの管理人・窓井来足*1も鑑賞しに行ってきました!!
自分がいたのは主に〈ぽっぽ町田会場〉と〈町田ターミナルプラザ市民広場会場〉で。
自分は最近はあまりジャズを聴かないのですが今回の演奏がかなり気に入り。*2
また、少し何かジャズを聴こうかな? とか。
あるいは何か楽器を演奏出来たら……とかも、思いました!!
ちなみに。
以前、このサイトで『超伝神トライブレイバー』の主題歌(仮)を載せましたが。
ジャズ風の曲などもあったら面白いかな……なんて思ったりしました。
特撮ソングにもジャズ風のものや、ジャズアレンジの存在するものも多数あるので、そういうイメージで使えたら良さそうだと思っています☆
さて、この町JAZZ、次回は12月にあるらしいので。
その際も是非、行きたいと思っています!!
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今後の方針について
他の作品と組み合わせたりなども
例えばイラストなどを……
さて、前回の記事で今後の活動方針についての変更点を次回説明すると書いたので。
今回は具体的に説明を『超伝神トライブレイバー』の主人公である店屋 郷*1との会話形式でしていこうかと思います。
【郷】
おい、既に俺には他の作品と組み合わせるとか説明はされているんだが。
あれ、どういうことだ?
【窓井】
まあ、その点に関しては言葉のままなんだけど。
具体的に言うと一つは僕が作っている別の作品とも組み合わせていく。
もう一つは、仮にこの企画への協力者が現れた時、その人自身が作品を作っていた場合、その作品とコラボすることも検討できる。
というわけで。例えば一つ目の僕が作っている作品の方だけど。
【郷】
おう。……あれだっけ?
『超伝神トライブレイバー』以外にもヒーロー作品は作っているとかいう。
【窓井】
それもあるし。ヒーロー作品ではない作品もある。
あるいは特にストーリーがある訳ではない絵画とかイラストもあるけど。
そういうのをこの『超伝神トライブレイバー』とも組み合わせていこう……というか。
【郷】
確か、企画を考えていた最初の段階ではこの『超伝神トライブレイバー』がそれなりに軌道に乗ってきたら。
次回作的な別のヒーローと協力させてシリーズというか作品群的にしたいとか考えていたんだっけ?
【窓井】
そんなこと言ったの覚えていたんだ。
【郷】
主人公だからな。一応。
で……だ。なんで軌道に乗っているとは言い難いこの状況で別の作品と組み合わせるって話になったんだってところがこちらとしては気になるんだが?
【窓井】
それは、色々理由はあるけれど。
自分の作品の特長の一つが「他の作品と組み合わせていく」ことで。
それを後付けみたいに出すよりは、最初からやっていった方がいいだろうと判断したってのがあったりするかな?
まあ、他にも僕個人の都合として。
作品ごとにいくつものブログをやるよりは、作品制作は作品制作でまとめた方がわかりやすいっていうのがあるんだけど。
とはいえ、当面はこのブログは今まで通り『超伝神トライブレイバー』だけ扱って、他の作品の紹介は他のブログへのリンクになる予定だけどね。
【郷】
なるほど。
【窓井】
まあ、とは言っても。
自分の描いているイラストにはあまりストーリー性はないものもあるから。
そういうのはちょっと別の扱いにしようかとも思っているけど。
ただ。そういうストーリー性があまりない作品でも、例えばこういうのを。
作中のキャラクターが着ている服というイメージで販売しようかというのはあるけれど。
【郷】
んー。別にいいとは思うけどよ。
同じ人が描いたデザインばかり作中に登場すると違和感がないか?
そりゃあ、例えばユニフォームとかそういうのならともかく。
【窓井】
うん。だからその辺も考えて。
作中キャラクターの服や小物に自分の作品を使って欲しい人とかも募集したら面白いかな……というのも考えていたり。
ちなみに。
このTシャツはこちらで購入できるので、よろしくお願いします☆
【楽描屋・麦粒】
【郷】
宣伝かよ!?
【窓井】
宣伝だよ。だって、ヒーロースーツとか、資金がないと作れないからね。
まあ、今回のTシャツはあまり『超伝神トライブレイバー』とは関係ないデザインだけど。
そのうち、例えばヒーローのシンボルマークとか。町田市に由来する動植物をデザインしたグッズも作りたいかなぁ……なんて。
【郷】
なるほど。まあ、そういうのもあるわな。
……で、話をやや戻すけど。
ストーリー性のある作品を組み合わせる……まあ、所謂コラボさせる場合はどうするんだ?
【窓井】
ああ、それか。
それについては……もう、記事の文字数が多いんで、次回でいい?
【郷】
駄目と言っても次回になるだろうからいいけど。
この辺りは、この作品の主人公の自分としちゃ興味あるんで、詳しく頼むぜ。
【窓井】
まあ、次回って言っても。
記事としては町田の紹介もしたいから、そのあとになると思うけどね。
☆このブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!! 今後もよろしくお願いします!!☆
(この記事でブログ管理人と対談している店屋郷は架空の人物ですが、制作予定は実行していきたいと思っています)
*1:たなや ごう