様々な自然災害から見る歴史
創作機動部隊 episode.43
旱害、冷害、霜害、雹害……など
前回に続き私、窓井来足*1が受講している。
まちだ市民大学HATSの町田の歴史講座「市域の人びとが経験した災害の歴史」。
今回は第5回目の講座「さまざまな自然災害」についての感想を。
今回は今まで扱った災害、噴火、風水害、地震以外の災害という事で。
旱害や冷害、霜害に雹害。他に雷や鳥獣虫害、病害についてと。
自然災害とは違いますが、参考として火災について扱っていました。
ただし、記録に残っている事が多いものと少ないものがある関係で。
主に扱っていたのは旱害と冷害。次に霜害と雹害という形でした。
さて、私がまず興味を持ったのは町田の水系について。
現代の水道水で生活している私としては。
その土地の川や井戸水を基準にした水系という見方を改めてしてみると。
今までとは違った視点からものを考えられて面白いと思いました。
特に、その水が農業に使えるかという事や、あるいは水温はどうかという話は。
今後地域の歴史を見る際に気にしていきたいと思っています。
それと気になったのは当時の人の〈神〉と〈天〉の違いという話題で。
どうやらこの場合の天は天帝の事らしく。
そして、どうも天罰となると神罰とは違い。
悪事を働いた者ではなく、人間集団全体に罰を与えられているようなのですが。*2
このあたりは現代の多くの人が思っているような。
悪い事をした人、個人が罰せられるという価値観とはだいぶ違う気がするので。
当時の人の価値観を知る上で、手がかりになるのでは? と思っています。*3
と、このような感じで他にも気になる内容が多かった第5回目の講義でした。
そして次回はどうやら民俗学的な視点の話らしく。
私としては、そこに興味を持ったために歴史を学んでいる面も強いので。
この講義もまた実に気になっています。
そして次回もまたこのように感想を書く予定なので。
その際は是非、よろしくお願いします。