町田と風水害
創作機動部隊 episode.41
江戸時代の風水害
私、窓井来足*1が受講している。
まちだ市民大学HATSの町田の歴史講座「市域の人びとが経験した災害の歴史」。
今回はその第3回目の感想について書こうと思います。
今回は江戸時代の風水害の話が主な内容でしたが。
その中でも特に、政治や経済に関する話題が多かったと私は感じました。
例えば、土砂により道が埋まった際に元々の村境に印として塚を作ったというのは。
言われてみれば当たり前なのですが、土地の問題で揉めるという事が日常ではない自分としては結構興味を持ちました。
また、風水害において村人からの支援願を領主が受けるという話や。
橋の復旧にその橋がある村だけでなく、それを利用する村々も参加している話については。
支援をする事で、自身が経済的あるいは政治的に有利になるという面もある一方。
何をどの程度支援するかという所での駆け引きのようなものもあったのではと思うのですが。
この辺りは現代の政治よりは当人同士が身近にいるので。
物語として描く時に、一人一人の内面まで描けるのではないかと思い。
江戸時代の村々の政治的な駆け引きを題材にした話とか書ければ面白いのでは?
とも思いました。
それと、これは個人的な話なのですが。
以前、このブログでも紹介した鎧堰が野津田村で重要な堰だったという話題があり。
実際に現地で見てきた自分としては、興味深いと思いました。
と、こんな形で色々と面白い話もあった第3回でしたが。
次回の講座もまた、気になる内容なので楽しみにしています。
そして、次回の感想もまた書く予定なので是非、よろしくお願いいたします。
*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の原作者。