札次神社と蚕種石
町の歴史についてを
キャララクターによる解説で
初めまして。桑林識句*1といいます。
この記事を読んでいる読者にとって、私は『超伝神トライブレイバー』のキャラクターという扱いになるのでしょうか?
どうやら今後、キャラクター視点での町田市の紹介などをしていこうという話なので。
私を含めた〈読者から見たらキャラクター〉である人達がこういった記事を書く機会も増えるかと思います。
さて、そんなキャラクターの中で今回、この記事の執筆を主人公ではなく私が頼まれた理由は。
〈私が高校で文芸部に入っている事〉と〈家の関係で養蚕に詳しい事〉のようです。
とはいえ。文芸部で書いているのはファンタジー小説で観光案内ではない*2ですし。
養蚕に詳しいのはあくまで祖母からそういった話を聞いていたというだけで、私自身が詳しく調べたというわけではないので。
神社の紹介記事として、質の良い記事が書けているかは多少自信がないのですが……頼まれた以上はやろうかと思っています。
さて。では今回紹介を頼まれたのは小山にある札次神社です。
祭神は 武甕雷命。創建年代は不詳。ただ寛文六年(1666)の検地時に札次大明神の朱印領高二石二斗を受けているそうです。
昭和26年(1951)津島神社と八坂神社を合社したともあります。
この神社には町田名木百選に選ばれているシラカシとヤマサクラがあるのですが。
今回、この神社で紹介したいのは〈蚕種石〉でしょうか? 私が担当を任されたという事はそうだと思うのですが。
この〈蚕種石〉は〈子種石〉とも言い。
今持っている資料『町田の民話と伝承 第一集』だと常陸国(茨城県)の武将、島崎氏が戦国時代に小山に土着する際に持ってきた石で。
伝承だと子孫繁栄の側面が書かれているのですが。
いつから養蚕信仰と結びついたかについては私の読んだ伝承には書かれていませんでした。
ですが、同じ本に相原にある〈蚕種石〉の由来は書かれていて。
この2つに関連性はあるのか、無いのかはわかりませんが。
相原の方の〈蚕種石〉は八十八夜が近づくと緑色になり。
蚕のはきたての準備を知らせたとあります。
話は札次神社の〈蚕種石〉の方になりますが。
その鹿島神宮をを勧請したものが札次神社なので。
関連があるのか、気になるところです。
また、この島崎家出身の人物に。
天然理心流剣術3代目宗家で新選組局長近藤勇の養父でもある近藤周助がいます。
近藤勇については町田市だと小野路に出稽古に来ており。
その際の骸骨の刺繍入りの稽古着なども残っているのですが。
この辺りは調べると面白いかと思います。
さて。今回の神社の紹介はこの辺りにしたいと思いますが。
この記事を書くにあたって、資料を読んでいた自分自身がもっと調べたいと思っていて。
仮に私達がローカルヒーローとして地元の面白さを伝えるならば。
この「一つの事を調べると、それに繋がって他の事にも興味を持つ」という面白さを伝えられれば。
結果的に多くの人に地元について深く興味を持ってもらえるのではないか?
とも思っています。
では、次回また何かの機会に記事を執筆することがあれば。
よろしくお願いします。
(この記事を書いている桑林識句は架空の人物ですが、神社の由来などに関しては実際の資料を調べた上で書いています)
多摩境駅付近に
小山あたりを散策したり
札次神社と環状列石……など
さて、どうも。超伝神トライブレイバー制作プロジェクトの窓井来足です!!
前回までキャラクターとのトークという形で5回記事を書いていましたが。
その間にも、町田市にあちこちに行っていました!!
特に、町田市の小山の付近、多摩境駅あたりによく行くようになったことが変化の一つで。
今まで、こちらの方は、昨年の市民大学の歴史講座で訪れたぐらいで。
あまり取材としては来ていなかったのですが。
この多摩境駅付近にはいくつか興味深いものもありまして。
そのうち一つが札次神社とその境内にある蚕種石だったりします。
この神社については……今後の作品の方向性的に、キャラクターに紹介してもらうというのはどうかというのもありまして。
できれば今後、『超伝神トライブレイバー』のキャラクターが制作したという形の町田市の観光案内を作ってみたいと思っているので。
そのことも兼ねて……という感じです。
では、その件も含めて、今後にもご期待ください!!
☆このブログをブックマークしてくださったり、SNSなどで紹介してくれている方、ありがとうございます!! 今後もよろしくお願いします!!☆
キャラクター三名による自己紹介(その5)
最後は定番の〈好きな食べ物〉とか
そのうち地元の名物とか宣伝出来たらなぁ……とも
tribraver.hatenablog.com 前回はこちら。この記事からさらに前にも移動できます。
――さて、今回で5回目となるトーク形式の記事ですが。
この『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名による自己紹介というやり方で続けていると。
他の登場人物の方々がいつまでも登場できないという事や。
読者の方が、途中からでは読み難いという事もあると思うので。
今回で、このトークは終了とします!!
【店屋 郷】
……おい。結局自己紹介らしい自己紹介ができていないんだが?
――まあ、そうですね。
では、最後ぐらいはという事で。自己紹介の定番の一つとも言える「好きな食べ物、飲み物」について、紹介してもらいましょう!!
【麻幌 郷里】
ずいぶん唐突だな……まあ、ここまでの4回のトークでも一応、水槌がお酒が好きだという話題は何度か出ていたから。全く今までの話に関係がないとまでは言わないが。
【高座 水槌】
お酒って。最近はくーちゃん*2と甘いもの食べにったりもするし、そっちも好きだよ?
【郷里】
む? 水槌は辛党だけではなく、甘党でもあるのか?
最近は甘いお酒も多いけど、なんか以外だ。
【水槌】
まあ、美味しければ何でもいけるけどねぇ~。
でもやっぱり、一番はお酒だよね。うん。
そういうさとりんは結構、珈琲が好きって聞いてるけど?
【郷里】
私の場合はこの世界……いや、今いるここからしたら〈郷達の世界〉っていうべきか?*3
とにかく自分が生まれたのとは別の世界に来た後、情報収集の為にたまたま喫茶店に足を運んでいて珈琲をよく飲んでいただけで。
別に前から珈琲好きだった訳じゃないんだけどな……とはいえ、現在は好きではあるんだが。
【郷】
最初から好きだった訳ではないって話で言うと、自分にとっては「町田の名産品」関係がそれにあたるかな。
そもそも俺はヒーローとして活動するようになるまで、別に地元に詳しかった訳じゃないからな。
【水槌】
活動している最中に愛着を持った……みたいな?
【郷】
そんな感じ。まあ、活動前からカレーが好きだったんで、地元の美味しいカレー屋とかならそれなりに知っていたけどな。
【郷里】
私もローカルヒーローとして町を宣伝することを考えるまでは、そんな感じだったな。まあ、私の場合カレーよりラーメンだったが。
【水槌】
ふうん。ラーメン、好きなの?
【郷里】
いや、どちらかというと店に入りやすいというか、とりあえず食事をしようと探すと結構あったというか……。
【郷】
そういえば、町田って結構ラーメン屋も多いからな……。
しかし、よく考えると普通はローカルヒーローって地元名産とかが好物だよなぁ?
……いいのか? ヒーローになってから好きになったような奴が主人公で。
【水槌】
いいんじゃないかな?
あたしたちの活動を「物語」として見ると、方向性は「地元に詳しくなかった人が、詳しくなっていく」だし。
――まあ、そもそも。ローカルヒーローとして作っていた段階で。
例えば小道具として登場した食べ物が実は名産品とか、ヒーローと怪人が戦っている場所が観光地とか。そういうさりげない方法で地元アピールをしたかったりして。
あまり「地元ネタを前面に出した作品」ではなかったため、主人公達の好物なども地元はあえて意識していなかったりします。
【郷里】
あれだったか? 目指しているのは「地元の宣伝をする作品」ではなく「地元の宣伝になる作品」というか。
要はドラマのロケ地や、アニメの舞台になった場所に、ファンが〈聖地巡礼〉とかで来るような方の作品みたいにしたいっていう事だろ?
【水槌】
なんか、無名の素人が創る割には、スケールでっかいとこ狙っているねぇ……。
【郷】
いいんじゃねえか? 〈ヒーローものの話〉と言えば「無茶や無謀でも、やりたい事をやってのける」ってのは定番だし。
そういう作品を作っているヤツが中途半端に限界決めちゃったら、むしろ作品のメッセージとズレるっていうか。
【水槌】
ああ、よくある「成功する可能性0.001%」とかいう主人公たちの作戦が、大体成功するヤツ。
【郷里】
どころか、可能性はゼロだと言われても成功したりするからな。ああいうの。
【郷】
ん? 郷里も結構そういう作品見たりする……って、じゃない!!
今気が付いたけど、なんか好きな食べ物飲み物の紹介からずれてるじゃねーか!!
【郷里】
しかももう、文字数的にそろそろコーナー終了という……。
【水槌】
まあ、いいじゃん。
一応、郷君がカレー、あたしがお酒、さとりんが珈琲好きってことは紹介できたし。
【郷】
いや、確かにそうだけど……いいのか?
まだ、具体的にどこのお店が美味しいとか、どんな銘柄が好みとかそういうのが……。
――郷はそう言っていますが。
今回はそろそろコーナー終了とさせていただこうと思います。
実のところ、地元のお店や名産品の紹介については、少し考えている部分もある*4
のですが……それについては次回このようなコーナーをやった際にでも触れたいかと思います。
では、ここまでの計5回、読んでいただきありがとうございました☆
今後もこのような形式の記事を載せる予定もあるので、その際は是非、よろしくお願いします!!
(この記事はフィクションです)
キャラクター三名による自己紹介(その4)
表現の向き、不向き
トーク形式では不利な事もまた……
――トーク形式の記事は今回で4回目。
この『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名による自己紹介というやり方で。
一体いつまで、登場人物による作品紹介を続けるのか、現在のところ未定ですが……。
前回までの記事はこちら。
ちなみに。
最後に載せている写真は毎回、町田市内を撮影したものです。
では、今回もトーク、よろしくお願いします!!
【高座 水槌】
ねぇ。前までのトークの記事読んで思ったんだけどさ。
何かさとりん*2あんま活躍してなくない?
【麻幌 郷里】
まあ、別に私はこのトークで活躍したいとは思っていない……というか。
どっちかというと水槌が目立ちすぎなだけじゃないか?
【郷】
まあ、良くも悪くも賑やかというか、お喋り好きって感じで。
こういう企画には向いている性格(キャラ)だよな。ベンテン様*3って。
【水槌】
一方、さとりんとかはあんまり喋らないからねぇ。
まあ、クールでカッコいいけど。この形式だとあまり目立たないというか。
【郷里】
いや、だから。
私はあまり目立つのは好きではないから。
【郷】
とはいっても。郷里や俺も、多少は自分の事アピールしないと。
……一応、自分や作品の紹介って形でここに来ているんだから。
【水槌】
そうそう。やっぱ、ちゃんと自己アピールはしないとね☆ ファンのためにも。
例えばあたしの好きなお酒の……
【郷】
いや、ベンテン様はもう十分アピールしてるんで。ちょっとはこっちの為に時間を……
と、いうわけで郷里、とりあえずなんか自己紹介してくれ。
【郷里】
ん……え? いや、待ってくれ。
というか、この〈ブログ記事でのトーク形式〉だと、どうも私は自己紹介しにくいというか。
私の場合、こういう形で自己紹介しようとすると、単にプロフィール読み上げみたいになってしまうというか……。
――まあ「単にプロフィールを並べた形式だと、読者が読まない」と思ってこういう形式にしたから。
ここでプロフィール読み上げになると意味がないんだけどね。
【郷里】
だろ? だから私の事はとりあえずいいってことで。
【水槌】
ええ~。
折角さとりん、カッコいいのに。
【郷里】
いや、別にカッコよくはないって。
【郷】
まあ、ベンテン様が〈さとりん〉なんてあだ名で呼ぶから可愛い系のイメージついている可能性もあるから。
それを取っ払うって意味ではカッコいいという事で紹介しておいた方がいいんじゃねーか?
【水槌】
ちなみに、さとりんは女子としては比較的背が高く。筋肉はついているけど細身で、それでいて服装も――
【郷】
……結局、プロフィール読み上げみたいになっているんだが? ベンテン様?
【水槌】
え~……でも、ここでカッコよくアクションとかしてもらっても、伝わらないじゃん。せめて小説版なら別だけどさぁ……
【郷里】
アクションシーンを伝えるなら、一番は映像が向いているとは思うけどな。
小説は小説で面白みがあるとはいえ。
【郷】
まあな。この辺りは、表現方法によって向き不向きとか、伝わる雰囲気の違いとかがあるからな。
――表現法による向き不向きについてですが。
最初、まだスーツに関して制作の予定がなかった時期は小説版で設定を考えていて。*4
ところが小説のような複雑な話をヒーローショーで行うと、説明が困難となるので、ヒーローショー用の設定を作り直したり。*5
また、小説形式だとなかなか書いたものを読んでもらえないため。
結果として宣伝はこういうトーク形式の記事でやっている……など。*6
作品を実際に作っていて、感じることも多々あったりします。
【郷里】
とはいえ、普通はヒーロー作品と言ったらカッコいいヒーローや、怖い怪人なんかを想像するだろうから、文章ばかりの宣伝ってのもどうなんだろうとは思うけどな。
【郷】
まあ、この辺りはイラストとかを入れてくれると助かるんだがなぁ……描けないのか?
――残念ながら、自分の描いているイラストは、今のところヒーローとかのキャラクターを描くのには向いていない*7ので。
キャラクターイラストが描ける人が協力してくれたら……という感じです。
と、言うわけで。イラストを描ける方でこの作品に興味がある方。
もしよろしければ、協力、よろしくお願いします!!
【郷】
おい! このタイミングでスタッフ募集かよ!!
……いいのか、これで!?
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
*2:郷里の事だが、基本的に水槌しか、このあだ名で呼ばないのだった
*3:水槌の事。彼女の正体は川の神であり龍(あるいは蛇)の神。高座 水槌は人間としての仮の名前である。ちなみに、町田市ではかつてアオダイショウを〈ベンテンサマ〉と呼んでいたらしい
*4:資金も技術も協力者もないという状態だった時期です。この『超伝神トライブレイバー』だけで考えるなら約3年、ヒーロー作品を作りたいなら5年以上前のことになります
*5:最初に考えたヒーローショー用の設定は、現在の設定に近い「ヒーローショーは本編の劇中劇」だったのですが。子供向けとして考えると複雑な設定だったので一度没にして。結果「複雑な計画を練っている悪役」以外に「強い奴と戦いたいというだけの敵」を設定し、ショーではそいつとヒーローを戦わせる計画だったりしました。大人向けに戻した現在は「ショーは劇中劇」を復活させつつ〈強者を求める怪人〉キャラも話に絡む形だったりします
*6:小説の書き方としてはこの手の書き方は問題なのですが。SNSが普及した現在では、キャラクターによる台詞だけのやりとりというのは、読みやすいのではないかという狙いもあります
*7:キャラクターを描くことだけに関して言えば、図としての例えば正面とか真横のようなものなら描けますが、絵として動きのあるキャラクターはあまり上手くないというのが現状です
キャラクター三名による自己紹介(その3)
誰の為に、作るのか
そして誰の為に、生きるのか
――『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名に。
それぞれ自己紹介をしていただこうかと、集まっていただいて今回で三回目。
ちなみに第一回目はこちら。
第二回目はこちらになります。
ちなみに、司会は窓井来足*2が行っております。
【店屋 郷】
おい、司会……いや、窓井来足!?
――いきなり何だ? いきなりフルネーム呼ぶなんて。
【郷】
このトークが、いわゆる自己紹介ではないことは、なんとなくわかってきたんだが。
お前、この『超伝神トライブレイバー』を本当に当初は子供向けに作っていたんだろうな!?*3
【麻幌 郷里】
それは私も気になっていたが。
確か「子供向けに作ろうとして、話が重くなって、大人向けにした」
……とか説明していなかったか?
【郷】
ああ。俺もそう聞いていた。
だが……どうも前回までのトークで〈萌えキャラ〉どうとか〈のじゃロリ〉がどうとか。
頻繁にそういう話題が出ていて、そっちの意味でも子供向けって感じじゃねーんだが?
【高座 水槌】
なんかそれ、あたしが子供向けじゃないって言われているような……。
まあ、子供には刺激が強すぎるかもねぇ……大人の魅力っていうか。
【郷】
いや、そうじゃない……じゃなくて。
そもそも、子供以前に〈のじゃロリ〉とか、そういうの。
オタクな人以外に話が分からなくねえかって。
【水槌】
でも、別段オタじゃない郷君もわかっているじゃん。
【郷】
それは主にベンテン様*4がいつもそういう事いっているからでしょーが!!*5
【郷里】
で、どうなんだ? 作者?
どうも「話が複雑で重い」という以外の意味で大人というより、オタク向けになっている気さえするんだが?
――まあ、話を大人向けにすると決めた段階で。
内容はオタク向けにもしているから当たり前だけどね。
【郷】
……何で!?
【水槌】
やっぱ、あたしの魅力は一部の理解ある人以外には刺激が……。
【郷里】
それはないと思うぞ。
――当たり前だけど。大人でヒーロー作品に興味を持つのはまずオタクなので。
そこをメインターゲットにしないと、制作協力者も集まらない。
というのが理由だね。
【郷里】
なるほど。
まずヒーロー作品自体に興味がある人を集め、それにより人脈を作り。
それから一般的な大人、更には子供をターゲットにした作品を作る……という事だな?
【郷】
ああ、俺達も子供向けに、俺たちの世界でヒーローショーとかもやってきたけど。*6
子供を相手にするってのは、大人を相手にするのとは違う苦労があるからな。
【水槌】
まあ、子供っていうのはつまり〈自分とは世代が違う人〉なんだから。
相手の好みに合わせた作品を作るのも、一苦労だよねぇ……。
【郷里】
神様基準の感覚で同人誌作って、人間にうけずに失敗した神(ひと)が言うと、説得力があるな。
【水槌】
だから、それは言わないでってば。
【郷】
まあ、でも。
大人が自分たちの好きなものを作っている様子を子供に知ってもらえば、子供は大人になる事に希望が持てるわけだから、結果的にいいんじゃねえか?
――この『超伝神トライブレイバー』のテーマの一つ〈自己犠牲〉にも関わる事だけど。私としては「子供の為に、大人が犠牲になる」というのは。
場合によっては子供に罪悪感を与えたり、大人になる事に対してマイナスのイメージをつける事なんで。
そういう点でも、自分達が好きな事やっているというのを子供にも伝えられたらなぁ……というのもありますね。
【水槌】
まあ、とは言っても。
自分の都合ばかり考えて、他人の事を考えないとそれはそれで困るんだけどねぇ。
【郷】
その辺りの自己犠牲とか自己中心とか。
どっちかにばかり偏ると危ないってのを描いて欲しいんだけどね。
ヒーローとしては。
【郷里】
というわけで、作者。頼むぞ。
――何故か、自分のキャラクターに応援? というか要求? されているのですが。
今回はこの辺りで。
……しかし、この三人によるトーク、いつまで続くのでしょう?
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
*2:まどいきたる
*3:イメージとしては「作者が作ろうとしたから、それにふさわしい〈世界〉と引き合った」という感じなので〈異世界にとっては事実〉であると同時に〈作者が作った作品〉という設定になっています
*4:前にも書いたが水槌のこと。川の神である彼女の名前は〈人間としての仮のもの〉なので
*5:ちなみに郷は作中で自身がヒーローになった関係で特撮などのヒーロー作品を見るようになったものの、それまでは「子供の頃、少年としてアニメとか特撮を見ていた」レベルだったりするのですが。まあ、それはまた別の機会に
*6:『超伝神トライブレイバー』の世界において〈ローカルヒーロー〉は「人々が自分たちの町を思う気持ち」で戦っているため、郷達は自分たちが実際に変身できるヒーローでもあり、一方で宣伝の為にローカルヒーローとしてショーをしたりもしていまして。『超伝神トライブレイバー』の中にさらに『超伝神トライブレイバー』という劇中劇があるという感じです
キャラクター三名による自己紹介(その2)
ヒロインがやや暴走気味
というか、こいつヒロインでいいんですかね?
――前回から『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名に、それぞれ自己紹介をしていただこうかと、集まっていただいています。
集まっていただいた皆様には、今後のブログの方向性を確認していただくため。
前回のトークを記事にしたものを読んでいただきました。
【高座 水槌】
さっきまでのトークを文章にしたやつを見せてもらって、重要な事に気が付いたんだけどさあ。
【店屋 郷】
いきなりなんだよ。
【水槌】
あたしの一人称。〈あーし〉の方が可愛くないかって?
【郷】
何かのキャラのパクリじゃねーのか!? それ!?
大体、神様キャラがそんなギャルみたいなしゃべり方して、どの層の人気狙ってんだよ!?
【水槌】
そうだねぇ。やっぱりやめておくか。
【郷】
おう。その方がいいと思うぜ。
【水槌】
やっぱ神様なら一人称〈妾〉にして、語尾に「のじゃ」とかつけた方がいいよね?
いわゆる〈のじゃロリ〉*2ってやつ。定番だけど人気だし。
【郷】
あんた、別段少女な見た目じゃねーだろ!!
【麻幌 郷里】
どちらかと言えば大人というか、お姉さんという感じだからな。見た目。
ちなみに実年齢*3は……
【水槌】
何言ってるんですか? あたし、永遠の18歳ですし。
【郷里】
18歳だとお酒は飲めないが?
【水槌】
……永遠の22歳ですし。
【郷】
言って、数秒で22歳になるとか。短い永遠だったな、18歳。
……って、じゃねぇ!!
自己紹介とは関係ないどうでもいいトークで今回の記事、ずいぶん埋まっちゃうじゃねーか!? これ!?
――そんなに自己紹介したいのか? 郷は?
【郷】
したいかどうかじゃなくて、そういう目的なんだよな? これ?
……違うのか?
【郷里】
まあ、今の形でも読者には「こういう世界観」と大体理解してもらえるだろうから。問題はないんじゃあないか?
【水槌】
そーそー。例えばこのやりとりだって、あたしが神様キャラだけど、現代のアニメとかゲームをそれなりに知っているとか、読者にはわかってもらえるだろうし。
【郷】
あれだっけ? 現代社会で信仰を集めるには、神様とかが普通に描かれているそういうアニメとかゲームみたいな作品の方がいいとかだっけ。
【水槌】
まあ、そんなのだねぇ。
【郷】
で、確か似たような趣味の神様……たしか人形供養*4を理由にフィギュアとか集めているのと一緒に〈これがホントの神サークル〉とか言って、大量に同人誌作ったものの。
【郷里】
結局、買ったのは知りあいだけで。大量の売れ残りが……
【水槌】
言うな。それは黒歴史だ。
【郷】
……って、またどうでもいい話になっているじゃねーか!!
おい、司会!! これでいいのかよ!?
――ちなみに『超伝神トライブレイバー』の設定として「物語を広めて、人々の力を集める」というような部分は。
古代から人々が神話や伝説などで物語を共有してきたことがヒントになっているので。
その点では水槌さんのやった事は『超伝神トライブレイバー』の内容に近かったりしています。
【郷】
ちょっと待て司会!? 強引にトークを作品紹介に持っていこうとするな!!
俺が、自己紹介の為に書いてきた原稿は一体、いつ使えr……
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
キャラクター三名による自己紹介(その1)
今回は主人公、ヒロイン、ライバルに
司会は窓井来足が務めさせていただきます
【窓井来足】*1
というわけで、今回は〈部屋〉に『超伝神トライブレイバー』の主人公、ヒロイン、ライバルの三名。
「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 さとり*2」に集まっていただきました。
【店屋 郷】
いや「というわけで」って言われてもな。
読者からしたら俺たちが何でここに集められたか……っていいうか、ここがどこかさえわからなくねぇか?
【麻幌 さとり】
というか、私の場合。名前さえ今までこのブログでは紹介されていないのだが?
【高座 水槌】
いやいや、ってか。主人公は郷君だと思うけど。
あたしとさとりん*3のどっちがライバルで、どっちがヒロインなワケ?
恋とかそっち系の意味でヒロインなら、むしろくーちゃん*4呼んできた方がよかったよね?
【郷】
識句? 何? あいつ、好きな男子とかいるの?
【水槌】
……いや、別に。そうじゃないけど。どっちかと言えば……っていうか。
【窓井】
ええと。作者的には物語序盤は郷里さんがライバル、水槌さんがヒロインで。
ただまあ、ほら。誤解とか裏切りとか、色々……。
【さとり】
話を説明するとネタバレになるが、ネタをばらさないとどんな話か説明できない。
物語を紹介する際の辛いところだな……。
【水槌】
映画みたいに「とりあえず見せ場だけドーン!!」とか、できればいいのにねぇ。
【郷】
物語の説明も大事だけどよ。
そろそろ、ここがどこで、俺たちは何で集められたかってことを説明した方がいいんじゃねーか?
わけわからない事ばかり書いていると、読者が飽きるかもしれねーぜ?
【窓井】
やけに〈読者〉を意識するねぇ。郷は。
【郷】
ま、まあ。ほら、ヒーローの活動の事、宣伝しねぇと。
このブログ読んでいる〈読者のいる世界〉で俺たちがヒーローとして活躍できない*5じゃねぇか。
【さとり】
などと言っているが。
【水槌】
単に自分のカッコいいところ見せて、人気者になりたいだけである。
【郷】
い、いや。ちがうからな。うん。
……というか、それは水槌様の方だろ。
【水槌】
堅苦しいなぁ。ここではみーちゃんと呼んで、っていうか呼べ。
そうしないと可愛くなくて〈ローカル萌えキャラ〉*6としてあたしの人気が出ないからね。
【郷】
やっぱり自分を売り込みたいんだ。この神(ひと)。
【水槌】
キャラとしてあたしの人気が出れば、お供え物として、地元名産のお酒とか、沢山貰えるかもしれないじゃん。いや、いっそお酒のPRキャラに……。
【さとり】
随分と欲深い神様だが、神様なんて実際そんなものかもな。
【窓井】
と、こんな感じで。
キャラクターによるトーク形式で作品紹介とか、町田市の紹介をしてもらおうかと思い。
今回はまず3人に〈郷達の住んでいる世界〉と〈読者や作者の住んでいる世界〉の狭間にある〈どの世界からも独立した部屋〉に来てもらっていたわけだが。
【郷】
わけだが?
【窓井】
あまり長くなると、読者も疲れるだろうから、自己紹介とかはまあ。
次回に続くってことで!!
【郷】
おい!! 何が「ことで!!」だ!
勢いで終わらせr……
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)