超伝神トライブレイバー制作プロジェクト

東京都町田市を舞台にしたローカルヒーロー『超伝神トライブレイバー』の制作プロジェクトのブログです!

テーマソング発表!!

トライブレイバーのうた!!

今回は昭和特ソン風に

 先日トライブレイバー』のイメージソング。

「トライブレイバーのうた」と、そのジャケットを発表しました!!

 

 まず、曲はこちら!!

www.youtube.com

 

 次にジャケットイラストはこちら!!

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 そして歌詞はこちらになります!!

 

(1)

い翼が 大空を舞う 誰かの笑顔 守るため
3つの勇気を 振り絞り 闘う戦士だ トライブレイバー
町田の歴史 繋ぐため トライブレイバー 立ち上がれ

 (2)

青い剣が 暗雲を断つ 誰かの野望 止めるため
3つの魂 受け継いで 挑む勇者だ トライブレイバー
町田の想い 紡ぐため トライブレイバー 立ち向かえ

 (3)

青い光が 大地を照らす みんなの夢を 輝かせ
3つの力を 身に宿し 燃える闘士の トライブレイバー
町田の未来(あした) 描くためトライブレイバー 突き進め

 

 さて今回、この「トライブレイバーのうた」について。

 

 歌と作曲は、裕都(はかり霞)さん

 ジャケットイラストはヒーローdeソリューションさんに制作していただきました。

 素晴らしい音楽とイラスト、ありがとうございます!!

 

 また、裕都さんのYouTubeチャンネルはこちらになります。

 

www.youtube.com

 

 ちなみに、今回の歌。

 作詞は私、窓井来足が担当しました*1

 

 で、この曲ですが。

 これは小説版のOPイメージという訳ではなく。

 

 小説版の中で今後、主人公の郷達は本物のヒーローとして活躍しながら。

 人々に地元の歴史や文化を伝えるためのヒーローショーもしているという展開になり。

 

 また、将来的に現実でヒーローショーをする際もその延長線で。

「本物のヒーローや怪人が、ショーの為に演技をしている」という形で行う予定で。*2

「トライブレイバーのうた」は、その際に彼らが用意した「ショーの主題歌」というイメージになっています。

 

 そしてその関係で、曲やジャケットのイラストも本編とは別の雰囲気にする為。

 昭和特撮ソング風にしてほしいと依頼し、制作していただきました。

 

 で、今後。

 この曲を広めたいという事もあり、現在私の方でも色々準備中なのですが。

 それについてはまた次の機会に紹介したいと思います。

 

 ではこれからも応援、よろしくお願いします!!

*1:この曲が自分の作詞デビューでもあったりします。ただし、曲がついていないものならばこちらで「主人公の作詞した曲」という扱いで発表していましたが。

*2:現実的には「という設定」という事です。また、ショーの物語も「ショーをしている」という要素を活かすためにメタな内容が入ると思います。

町田と風水害

創作機動部隊 episode.41

江戸時代の風水害

 私、窓井来足*1が受講している。

 まちだ市民大学HATSの町田の歴史講座「市域の人びとが経験した災害の歴史」。

 今回はその第3回目の感想について書こうと思います。

 

 今回は江戸時代の風水害の話が主な内容でしたが。

 その中でも特に、政治や経済に関する話題が多かったと私は感じました。

 

 例えば、土砂により道が埋まった際に元々の村境に印として塚を作ったというのは。

 言われてみれば当たり前なのですが、土地の問題で揉めるという事が日常ではない自分としては結構興味を持ちました。

 

 また、風水害において村人からの支援願を領主が受けるという話や。

 橋の復旧にその橋がある村だけでなく、それを利用する村々も参加している話については。

 

 支援をする事で、自身が経済的あるいは政治的に有利になるという面もある一方。

 何をどの程度支援するかという所での駆け引きのようなものもあったのではと思うのですが。

 

 この辺りは現代の政治よりは当人同士が身近にいるので。

 物語として描く時に、一人一人の内面まで描けるのではないかと思い。

 江戸時代の村々の政治的な駆け引きを題材にした話とか書ければ面白いのでは?

 とも思いました。

 

 それと、これは個人的な話なのですが。

 以前、このブログでも紹介した鎧堰が野津田村で重要な堰だったという話題があり。

 実際に現地で見てきた自分としては、興味深いと思いました。

 

 と、こんな形で色々と面白い話もあった第3回でしたが。

 次回の講座もまた、気になる内容なので楽しみにしています。

 

 そして、次回の感想もまた書く予定なので是非、よろしくお願いいたします。

*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の原作者。

ローカルヒーローイベントを見に行く

創作機動部隊 episode.40

ローカルヒーローギャザリングへ

 6月19日、私、窓井来足*1は。

 オレンジバーミリオンさん主催のイベント。

 ローカルヒーローギャザリングに一般客として行ってきました!!

 

orangevermillion.amebaownd.com

(オレンジバーミリオンさんについてはこちら)

 

 今回、勿論私はただのファンとして参加しているのですが。

 こうやって、イベントなどで実際にヒーローさん達の活躍を見ると。

 私のトライブレイバーもちゃんとした形で活躍させたいと改めて思いました!!

 

 一応、私自身はオルタブレイバーというヒーローとして活動しているのですが。

 こちらの方は変身ヒーローではなく、ヒーロー衣装を着た人という扱いなので。*2

 

 私としては。

トライブレイバーの方が活動して、初めてローカルヒーローとして正式始動

 と考えています。

 

 とはいえ、一方。

 私自身もローカルヒーローではないとはいえ、ヒーローをやっている訳で。

 

 このあたりについても、今回のイベントで考えた事があり。

 その関係で今後は、少しヒーロースーツでの活動を増やそうと思っています。

 

 では、今後もローカルヒーローとしてのトライブレイバー』の制作と。

 私、オルタブレイバーとしての活動を頑張っていきますので。

 

 皆様、是非応援よろしくお願いします!!

*1:まどいきたる。このブログを書いている人。

*2:イメージとしてはトライブレイバーがキャラクター、オルタブレイバーは〈衣装を着た芸人さん〉に近い感じです。なので仮にオルタの方がショーに出ても〈窓井本人役〉になると思います。

『苦役列車』を読む

読書感想第6回目

臭いや味を感じてくる文章

 

(この読書感想にはネタバレが含まれます)

 

【窓井来足】*1

 さて、今回の感想は苦役列車*2なんだけど。

 識句さんとしてはどうだった?

 

【桑林識句】*3

 そうね。私としては。

 主人公に対する感情移入できる面と、できない面のバランスが丁度良かったかしら。

 

【窓井

 ふうん。というと?

 

【識句】

 基本的にこの小説の主人公はろくでもない人で。

 借金は踏み倒すし、貯金という発想もないし。恋愛は性欲でしか見てないし。

 自分より優れていると判断した相手にはすぐに嫉妬するのだけれど。

 

 そういう場面で主人公に対して嫌悪感を感じ始めたあたりで。

 彼の過去に関する話題が入ってきて、同情する方に感情を動かされて。

 でも、また酷い事をし始めるから、やっぱり軽蔑したりして。

 

【窓井

 なるほど。つまり。

 主人公に対しての軽蔑と同情が、丁度いいタイミングで入れ替わる

 ……みたいな?

 

【識句】

 そうね。そしていいタイミングで入れ替わるから。

 嫌悪感によって読むのが嫌になる訳でもなければ。

 かといって同情で主人公に共感し過ぎる事もなく。

 ただ「そういう人もいる」というのを客観的に楽しめるのよね。

 

【窓井

 そこは面白いよね。

 で、この小説は私小説らしいだけど。僕としてはそこがまたすごいと思っていて。

 

【識句】

 と、いうと?

 

【窓井

 どう考えても、この主人公の貫多はろくでなしに描かれているし。

 恋愛や性に関しては、女性どころか男性でも不潔と感じるような面も多いけど。

 

 それを私小説として書いているというのはつまり。

 自分の良くない面を明かした上、特に言い訳せず冷静に分析もしているって事だし。

 

【識句】

 そうね。私としても貫多みたいな人と関わり合いになりたいかと言ったら全く思わないけど。

 ろくでもない自分をこうも読者が引き込まれるように書ける人というのは尊敬に値すると思うもの。

 

【窓井

 人としては全く尊敬できないけど、作家としては尊敬できる……みたいな?

 まあ、とはいえ小説である以上、作品に必要なところだけを書いているだろうから。

 実際の作者がこうも酷い人かと言ったら、それは違うとは思うけどね。

 

【識句】

 でしょうね。作者の人生に仮に善良な人としてのエピソードがあっても。

 この小説にいらない要素ならば、それは書かなかったでしょうし。

 

 あと、少し話は変わるけれど。

 この作者、文章で五感、特に嗅覚と触覚、味覚を刺激するのが上手いと思うのよね。

 

【窓井

 嗅覚っていうと、この作品全体から不衛生な体臭みたいのは感じるし。

 触覚というとやっぱり似たようなジメジメ感もするんだけど。

 

【識句】

 でも一方で、味覚はそれと違って美味しそうなのよね。

 それも特に御馳走という訳でもない、立ち食い蕎麦とか弁当とかが。

 

【窓井

 ああ、それはあるね。

 序盤の蕎麦のシーンとか読んで実際僕自身、駅の立ち食い蕎麦に行ったくらいだし。

 

【識句】

 わざわざ食べに行ったの?

 

【窓井

 いや、電車の中で読んでいたからそのまま行ったんだけど……。

 まあ、兎も角。

 貫多に対する描写だけでなく、風景描写もまた上手いってことだよね。うん。

 

【識句】

 で、更に。全体的に少し古い雰囲気の文章で、結構硬い感じの言葉も使ったりしているのだけど。

 それがまた、この作品の世界観にぴったりと一致していて、とても魅力的なのよね。 

 ただ、この小説の私としての最大の弱点として。

 

【窓井

 弱点として?

 

【識句】

 周りの人には勧めにくいというのがあるわね。

 私は気にしないのだけれど。

 こういう内容は特に女の子だと抵抗がある人も多いでしょうし。

 

【窓井

 まあ、確かにそうだね。

 結構、モテない男の生々しい性的なエピソードとかもあるし。

 

【識句】

 そういうのも大丈夫な人になら、文章がとても良いと思うし。

 参考にもなる作品として、私も文芸部で周りに勧めるのだけど……ね。

 

 と、まあ今回はこんな感じかしら?

 ――で、次回もまだ続くのよね?

 

【窓井

 え? 今回は識句さんの方がしめるの?

 ……まあ、いいけど。

 

 という事で、町田が登場する文学作品の感想は今後も続くので。

 これからも是非、よろしくお願いします。

 

(この記事で窓井と会話している桑林識句は架空の人物ですが、読書の感想については実際に窓井が読んで感じた事を元にしています)

*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の作者。

*2:著:西村賢太、出版:新潮社

*3:くわばやししるく。『トライブレイバー』に登場する文学少女

町田と火山災害

創作機動部隊 episode.39

江戸から現代までの火山災害

 さて、前回の記事で紹介したように。現在私、窓井来足*1は。

 まちだ市民大学HATSの町田の歴史講座「市域の人びとが経験した災害の歴史」をオンラインで受講していまして。

 今回はその第2回目の感想を書こうと思います。

 

 今回は「火山噴火と市域の人々~江戸時代から現代まで~」という内容で。

 前回が縄文時代なので一気に時代が移動したのですが。

 

 これは、町田市域だと災害を扱う際に期間の長い縄文を除けば。

 資料が残っている江戸時代以降を扱った方が良いという判断によるものらしく。

 この先の講義も基本的には江戸時代から先を扱うようです。

 

 そして今回はその災害の中でも火山の噴火を扱っていて。

 

 町田は江戸時代の富士山の噴火で火山灰が積もった以降は直に火山災害に巻き込まれたことはなく。

 その後の明治や平成については、他の地域への支援などについて紹介されていたのですが。

 

 今回、私が興味を持ったものとしてはまず、噴火の記録として江戸時代のものには。

 雷や異常な雲、流星群というものも残っているという事で。

 それらが本当に火山の噴火に関係があったのかは定かではないのですが。

 

 江戸より更に前の時代でも異常な現象があれば、その前後に起きた怪現象をそれと結び付けて記録しているし。

 現在でも異常な現象の前後に発生した、変わった雲や動物の異常行動について、科学的根拠が無くても関連付けて考えている人もいるので。

 

 基本的に、人間のものの考え方は変わっていないのではないかと思う一方。

 そういう一見関係ないものでも一応記録しておくことが、後に何らかのデータとなる場合もあるのではないかとも思いました。

 

 また、時代が江戸、明治、平成と変化するにつれ。

 単に自分の住んでいる地域の為だけでなく、見ず知らずの地域の為に行動するようになり。

 更に、それが物理的支援から精神的支援にも広がっていく事が興味深く。

 

 この辺りについて私は。

 そもそも災害の被害を受けていない、日常側の人の生活に余裕が出たため。

 困っている人を助けたいという気持ちを行動に移せるようになったのではないか?

 と考えていて。

 

 人というものは自分の生活に余裕がないと他人まで助ける事は出来ないので。

 助け合いができる社会を作るためには、まず、一人一人の生活に余裕が持てる社会を作るべきではないか? とも思いました。

 

 と、このような感想を持った第2回目の講義でしたが。

 次回第3回目は風水害について扱うという事で、これもまた気になっています。

 

 そしてこの次回の講義についても感想を書くつもりなので。

 その際は是非、またよろしくお願いいたします。

*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の原作者。

2021年前期市民大学・開始

創作機動部隊 episode.38

今期はオンライン講座

 先日、5月28日よりまちだ市民大学HATSの町田の歴史講座。

「市域の人びとが経験した災害の歴史」が開講していまして。

 私、窓井来足*1は今回、その講座をオンラインで受講しています。

 

 今までもこのブログで感想を紹介していたように。

 町田の歴史講座は何度か受講していたのですが。

 今回は初めてのオンライン講座という事で、今までとはまた違う感覚で授業を受けています。

 

 さて、そして今回第1回目は縄文時代の町田~気候変動の視点から~」という事で。

 縄文の遺跡や遺物から気候変動により、人々の生活がどう変化していったかという子を扱っていました。

 

 で、個人的には。気候変動とはあまり関係がないのですが。

 縄文の翡翠文化が気になりまして。

 

 講義の後、ネットなどで調べてみるとどうも翡翠を重要視した文化は日本の縄文が世界でも最古と言えるらしく。

 また、その翡翠はほぼ全て新潟県糸魚川のものであるという事で。

 

 更にその糸魚川翡翠奈良時代以降は人々に忘れ去られており、再発見されたのは昭和になってからといい。

 その上、その再発見のヒントは神話だったという事だったので。

 私個人としては、あまり町田には関係ない事とはいえ、非常に興味を持ったというのがあります。

 

 また、町田に関係がある事で興味を持ったのは町田デジタルミュージアムというもので。

 私自身は今回の講座で紹介されるまで、これについて知らなかったのですが。

 

 2022年に全面公開を予定しているというデジタルミュージアムでは。

 現在既にいくつかの考古資料を3Dで見る事ができ。

 

 石器や土器なども普段の展示ではあまり見る事がない角度からも見られるので。

 これは中々面白いと思いました。

 

 と、このような形で他にも色々と面白い話を聞く事ができたのですが。

 この記事を書いている現在、既に第2回講義の動画が配信されているので。

 

 次の創作起動部隊の記事では、そちらについても感想を紹介したいと思っています。

 では、よろしくお願いします。

*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の原作者。

三輪町に向かう

創作機動部隊 episode.37

神社と遺跡……など

 先日、5月29日。私、創作起動部隊の窓井来足*1は。

 町田市三輪町に神社と遺跡を見に行ってきました。

 

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熊野神社

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(白坂横穴群)

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(椙山神社)

 

 今回、主に行きたかったのは熊野神社椙山神社

 そして写真はないのですがその途中で寄った七面堂で。

 

 まず熊野神社は『町田の民話と伝承』*2第一集に「ぬすまれたご神体」という話があり。

 そこに上三輪の熊野神社とあったので、行ったのですが。

 境内にその伝承についての説明などが見当たらず、果たしてここであっているのかが気になりました。

 

 椙山神社に関しては武相地域に72社あったとされる杉山社のうち、ここのみが「椙」の字を使用しているという事で行ったのですが。

 Wikipediaなどによると、そもそも杉山社自体が謎の多い神社という事なので。

 今後、もっと詳しく調べてみるかもしれません。

 

 また、七面堂については。

 七面堂そのものもかつて星祭りを行っていたとあって気になるのですが。

 同時に、この場所が沢山城跡でもあるという事で、行ってきたというのもあります。

 

 で、この三輪町。

 

 すぐ傍の横浜市青葉区に奈良という地名がある事などからも予想できるように。

 どうやら奈良県三輪山に関係がある地名らしく。

 また、資料によると奈良県桜井市大字三輪にある大神神社の社史には。

 武蔵国の三輪神社(上下二社)にご祭神を贈られたと明記されているともあり。

 更に、この辺りの遺跡などから古墳時代から奈良時代にかけて急速に発展したともされているので。

 

 私個人としては、この地域が古墳時代から奈良時代においてどのような場所として存在したのか。

 そして奈良との繋がりはどういったものだったのかが気になっています。

 

 また、この辺りを調べるのには、先に挙げた横浜市青葉区の奈良など、近隣の地域についても知る必要があると思うので。

 いずれ、町田だけでなく周辺の市の歴史も調べる為に、実際に現地に行ってこようと思っています。*3

 

 その際もまた、ブログに書こうと思うので是非、よろしくお願いします。

*1:まどいきたる。このブログを書いている人で『超伝神トライブレイバー』の作者。

*2:編:町田市文化財保護審議会、発行:町田市教育委員会

*3:ちなみに付近に大和市がある事も気になって調べてみたのですが、明治時代に「大きく和する」という意味でつけられた名前で、大和国が由来ではないようです。