キャラクター三名による自己紹介(その4)
表現の向き、不向き
トーク形式では不利な事もまた……
――トーク形式の記事は今回で4回目。
この『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名による自己紹介というやり方で。
一体いつまで、登場人物による作品紹介を続けるのか、現在のところ未定ですが……。
前回までの記事はこちら。
ちなみに。
最後に載せている写真は毎回、町田市内を撮影したものです。
では、今回もトーク、よろしくお願いします!!
【高座 水槌】
ねぇ。前までのトークの記事読んで思ったんだけどさ。
何かさとりん*2あんま活躍してなくない?
【麻幌 郷里】
まあ、別に私はこのトークで活躍したいとは思っていない……というか。
どっちかというと水槌が目立ちすぎなだけじゃないか?
【郷】
まあ、良くも悪くも賑やかというか、お喋り好きって感じで。
こういう企画には向いている性格(キャラ)だよな。ベンテン様*3って。
【水槌】
一方、さとりんとかはあんまり喋らないからねぇ。
まあ、クールでカッコいいけど。この形式だとあまり目立たないというか。
【郷里】
いや、だから。
私はあまり目立つのは好きではないから。
【郷】
とはいっても。郷里や俺も、多少は自分の事アピールしないと。
……一応、自分や作品の紹介って形でここに来ているんだから。
【水槌】
そうそう。やっぱ、ちゃんと自己アピールはしないとね☆ ファンのためにも。
例えばあたしの好きなお酒の……
【郷】
いや、ベンテン様はもう十分アピールしてるんで。ちょっとはこっちの為に時間を……
と、いうわけで郷里、とりあえずなんか自己紹介してくれ。
【郷里】
ん……え? いや、待ってくれ。
というか、この〈ブログ記事でのトーク形式〉だと、どうも私は自己紹介しにくいというか。
私の場合、こういう形で自己紹介しようとすると、単にプロフィール読み上げみたいになってしまうというか……。
――まあ「単にプロフィールを並べた形式だと、読者が読まない」と思ってこういう形式にしたから。
ここでプロフィール読み上げになると意味がないんだけどね。
【郷里】
だろ? だから私の事はとりあえずいいってことで。
【水槌】
ええ~。
折角さとりん、カッコいいのに。
【郷里】
いや、別にカッコよくはないって。
【郷】
まあ、ベンテン様が〈さとりん〉なんてあだ名で呼ぶから可愛い系のイメージついている可能性もあるから。
それを取っ払うって意味ではカッコいいという事で紹介しておいた方がいいんじゃねーか?
【水槌】
ちなみに、さとりんは女子としては比較的背が高く。筋肉はついているけど細身で、それでいて服装も――
【郷】
……結局、プロフィール読み上げみたいになっているんだが? ベンテン様?
【水槌】
え~……でも、ここでカッコよくアクションとかしてもらっても、伝わらないじゃん。せめて小説版なら別だけどさぁ……
【郷里】
アクションシーンを伝えるなら、一番は映像が向いているとは思うけどな。
小説は小説で面白みがあるとはいえ。
【郷】
まあな。この辺りは、表現方法によって向き不向きとか、伝わる雰囲気の違いとかがあるからな。
――表現法による向き不向きについてですが。
最初、まだスーツに関して制作の予定がなかった時期は小説版で設定を考えていて。*4
ところが小説のような複雑な話をヒーローショーで行うと、説明が困難となるので、ヒーローショー用の設定を作り直したり。*5
また、小説形式だとなかなか書いたものを読んでもらえないため。
結果として宣伝はこういうトーク形式の記事でやっている……など。*6
作品を実際に作っていて、感じることも多々あったりします。
【郷里】
とはいえ、普通はヒーロー作品と言ったらカッコいいヒーローや、怖い怪人なんかを想像するだろうから、文章ばかりの宣伝ってのもどうなんだろうとは思うけどな。
【郷】
まあ、この辺りはイラストとかを入れてくれると助かるんだがなぁ……描けないのか?
――残念ながら、自分の描いているイラストは、今のところヒーローとかのキャラクターを描くのには向いていない*7ので。
キャラクターイラストが描ける人が協力してくれたら……という感じです。
と、言うわけで。イラストを描ける方でこの作品に興味がある方。
もしよろしければ、協力、よろしくお願いします!!
【郷】
おい! このタイミングでスタッフ募集かよ!!
……いいのか、これで!?
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
*2:郷里の事だが、基本的に水槌しか、このあだ名で呼ばないのだった
*3:水槌の事。彼女の正体は川の神であり龍(あるいは蛇)の神。高座 水槌は人間としての仮の名前である。ちなみに、町田市ではかつてアオダイショウを〈ベンテンサマ〉と呼んでいたらしい
*4:資金も技術も協力者もないという状態だった時期です。この『超伝神トライブレイバー』だけで考えるなら約3年、ヒーロー作品を作りたいなら5年以上前のことになります
*5:最初に考えたヒーローショー用の設定は、現在の設定に近い「ヒーローショーは本編の劇中劇」だったのですが。子供向けとして考えると複雑な設定だったので一度没にして。結果「複雑な計画を練っている悪役」以外に「強い奴と戦いたいというだけの敵」を設定し、ショーではそいつとヒーローを戦わせる計画だったりしました。大人向けに戻した現在は「ショーは劇中劇」を復活させつつ〈強者を求める怪人〉キャラも話に絡む形だったりします
*6:小説の書き方としてはこの手の書き方は問題なのですが。SNSが普及した現在では、キャラクターによる台詞だけのやりとりというのは、読みやすいのではないかという狙いもあります
*7:キャラクターを描くことだけに関して言えば、図としての例えば正面とか真横のようなものなら描けますが、絵として動きのあるキャラクターはあまり上手くないというのが現状です
キャラクター三名による自己紹介(その3)
誰の為に、作るのか
そして誰の為に、生きるのか
――『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名に。
それぞれ自己紹介をしていただこうかと、集まっていただいて今回で三回目。
ちなみに第一回目はこちら。
第二回目はこちらになります。
ちなみに、司会は窓井来足*2が行っております。
【店屋 郷】
おい、司会……いや、窓井来足!?
――いきなり何だ? いきなりフルネーム呼ぶなんて。
【郷】
このトークが、いわゆる自己紹介ではないことは、なんとなくわかってきたんだが。
お前、この『超伝神トライブレイバー』を本当に当初は子供向けに作っていたんだろうな!?*3
【麻幌 郷里】
それは私も気になっていたが。
確か「子供向けに作ろうとして、話が重くなって、大人向けにした」
……とか説明していなかったか?
【郷】
ああ。俺もそう聞いていた。
だが……どうも前回までのトークで〈萌えキャラ〉どうとか〈のじゃロリ〉がどうとか。
頻繁にそういう話題が出ていて、そっちの意味でも子供向けって感じじゃねーんだが?
【高座 水槌】
なんかそれ、あたしが子供向けじゃないって言われているような……。
まあ、子供には刺激が強すぎるかもねぇ……大人の魅力っていうか。
【郷】
いや、そうじゃない……じゃなくて。
そもそも、子供以前に〈のじゃロリ〉とか、そういうの。
オタクな人以外に話が分からなくねえかって。
【水槌】
でも、別段オタじゃない郷君もわかっているじゃん。
【郷】
それは主にベンテン様*4がいつもそういう事いっているからでしょーが!!*5
【郷里】
で、どうなんだ? 作者?
どうも「話が複雑で重い」という以外の意味で大人というより、オタク向けになっている気さえするんだが?
――まあ、話を大人向けにすると決めた段階で。
内容はオタク向けにもしているから当たり前だけどね。
【郷】
……何で!?
【水槌】
やっぱ、あたしの魅力は一部の理解ある人以外には刺激が……。
【郷里】
それはないと思うぞ。
――当たり前だけど。大人でヒーロー作品に興味を持つのはまずオタクなので。
そこをメインターゲットにしないと、制作協力者も集まらない。
というのが理由だね。
【郷里】
なるほど。
まずヒーロー作品自体に興味がある人を集め、それにより人脈を作り。
それから一般的な大人、更には子供をターゲットにした作品を作る……という事だな?
【郷】
ああ、俺達も子供向けに、俺たちの世界でヒーローショーとかもやってきたけど。*6
子供を相手にするってのは、大人を相手にするのとは違う苦労があるからな。
【水槌】
まあ、子供っていうのはつまり〈自分とは世代が違う人〉なんだから。
相手の好みに合わせた作品を作るのも、一苦労だよねぇ……。
【郷里】
神様基準の感覚で同人誌作って、人間にうけずに失敗した神(ひと)が言うと、説得力があるな。
【水槌】
だから、それは言わないでってば。
【郷】
まあ、でも。
大人が自分たちの好きなものを作っている様子を子供に知ってもらえば、子供は大人になる事に希望が持てるわけだから、結果的にいいんじゃねえか?
――この『超伝神トライブレイバー』のテーマの一つ〈自己犠牲〉にも関わる事だけど。私としては「子供の為に、大人が犠牲になる」というのは。
場合によっては子供に罪悪感を与えたり、大人になる事に対してマイナスのイメージをつける事なんで。
そういう点でも、自分達が好きな事やっているというのを子供にも伝えられたらなぁ……というのもありますね。
【水槌】
まあ、とは言っても。
自分の都合ばかり考えて、他人の事を考えないとそれはそれで困るんだけどねぇ。
【郷】
その辺りの自己犠牲とか自己中心とか。
どっちかにばかり偏ると危ないってのを描いて欲しいんだけどね。
ヒーローとしては。
【郷里】
というわけで、作者。頼むぞ。
――何故か、自分のキャラクターに応援? というか要求? されているのですが。
今回はこの辺りで。
……しかし、この三人によるトーク、いつまで続くのでしょう?
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
*2:まどいきたる
*3:イメージとしては「作者が作ろうとしたから、それにふさわしい〈世界〉と引き合った」という感じなので〈異世界にとっては事実〉であると同時に〈作者が作った作品〉という設定になっています
*4:前にも書いたが水槌のこと。川の神である彼女の名前は〈人間としての仮のもの〉なので
*5:ちなみに郷は作中で自身がヒーローになった関係で特撮などのヒーロー作品を見るようになったものの、それまでは「子供の頃、少年としてアニメとか特撮を見ていた」レベルだったりするのですが。まあ、それはまた別の機会に
*6:『超伝神トライブレイバー』の世界において〈ローカルヒーロー〉は「人々が自分たちの町を思う気持ち」で戦っているため、郷達は自分たちが実際に変身できるヒーローでもあり、一方で宣伝の為にローカルヒーローとしてショーをしたりもしていまして。『超伝神トライブレイバー』の中にさらに『超伝神トライブレイバー』という劇中劇があるという感じです
キャラクター三名による自己紹介(その2)
ヒロインがやや暴走気味
というか、こいつヒロインでいいんですかね?
――前回から『超伝神トライブレイバー』の主人公、ライバル、ヒロインの「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 郷里*1」三名に、それぞれ自己紹介をしていただこうかと、集まっていただいています。
集まっていただいた皆様には、今後のブログの方向性を確認していただくため。
前回のトークを記事にしたものを読んでいただきました。
【高座 水槌】
さっきまでのトークを文章にしたやつを見せてもらって、重要な事に気が付いたんだけどさあ。
【店屋 郷】
いきなりなんだよ。
【水槌】
あたしの一人称。〈あーし〉の方が可愛くないかって?
【郷】
何かのキャラのパクリじゃねーのか!? それ!?
大体、神様キャラがそんなギャルみたいなしゃべり方して、どの層の人気狙ってんだよ!?
【水槌】
そうだねぇ。やっぱりやめておくか。
【郷】
おう。その方がいいと思うぜ。
【水槌】
やっぱ神様なら一人称〈妾〉にして、語尾に「のじゃ」とかつけた方がいいよね?
いわゆる〈のじゃロリ〉*2ってやつ。定番だけど人気だし。
【郷】
あんた、別段少女な見た目じゃねーだろ!!
【麻幌 郷里】
どちらかと言えば大人というか、お姉さんという感じだからな。見た目。
ちなみに実年齢*3は……
【水槌】
何言ってるんですか? あたし、永遠の18歳ですし。
【郷里】
18歳だとお酒は飲めないが?
【水槌】
……永遠の22歳ですし。
【郷】
言って、数秒で22歳になるとか。短い永遠だったな、18歳。
……って、じゃねぇ!!
自己紹介とは関係ないどうでもいいトークで今回の記事、ずいぶん埋まっちゃうじゃねーか!? これ!?
――そんなに自己紹介したいのか? 郷は?
【郷】
したいかどうかじゃなくて、そういう目的なんだよな? これ?
……違うのか?
【郷里】
まあ、今の形でも読者には「こういう世界観」と大体理解してもらえるだろうから。問題はないんじゃあないか?
【水槌】
そーそー。例えばこのやりとりだって、あたしが神様キャラだけど、現代のアニメとかゲームをそれなりに知っているとか、読者にはわかってもらえるだろうし。
【郷】
あれだっけ? 現代社会で信仰を集めるには、神様とかが普通に描かれているそういうアニメとかゲームみたいな作品の方がいいとかだっけ。
【水槌】
まあ、そんなのだねぇ。
【郷】
で、確か似たような趣味の神様……たしか人形供養*4を理由にフィギュアとか集めているのと一緒に〈これがホントの神サークル〉とか言って、大量に同人誌作ったものの。
【郷里】
結局、買ったのは知りあいだけで。大量の売れ残りが……
【水槌】
言うな。それは黒歴史だ。
【郷】
……って、またどうでもいい話になっているじゃねーか!!
おい、司会!! これでいいのかよ!?
――ちなみに『超伝神トライブレイバー』の設定として「物語を広めて、人々の力を集める」というような部分は。
古代から人々が神話や伝説などで物語を共有してきたことがヒントになっているので。
その点では水槌さんのやった事は『超伝神トライブレイバー』の内容に近かったりしています。
【郷】
ちょっと待て司会!? 強引にトークを作品紹介に持っていこうとするな!!
俺が、自己紹介の為に書いてきた原稿は一体、いつ使えr……
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
キャラクター三名による自己紹介(その1)
今回は主人公、ヒロイン、ライバルに
司会は窓井来足が務めさせていただきます
【窓井来足】*1
というわけで、今回は〈部屋〉に『超伝神トライブレイバー』の主人公、ヒロイン、ライバルの三名。
「店屋 郷、高座 水槌、麻幌 さとり*2」に集まっていただきました。
【店屋 郷】
いや「というわけで」って言われてもな。
読者からしたら俺たちが何でここに集められたか……っていいうか、ここがどこかさえわからなくねぇか?
【麻幌 さとり】
というか、私の場合。名前さえ今までこのブログでは紹介されていないのだが?
【高座 水槌】
いやいや、ってか。主人公は郷君だと思うけど。
あたしとさとりん*3のどっちがライバルで、どっちがヒロインなワケ?
恋とかそっち系の意味でヒロインなら、むしろくーちゃん*4呼んできた方がよかったよね?
【郷】
識句? 何? あいつ、好きな男子とかいるの?
【水槌】
……いや、別に。そうじゃないけど。どっちかと言えば……っていうか。
【窓井】
ええと。作者的には物語序盤は郷里さんがライバル、水槌さんがヒロインで。
ただまあ、ほら。誤解とか裏切りとか、色々……。
【さとり】
話を説明するとネタバレになるが、ネタをばらさないとどんな話か説明できない。
物語を紹介する際の辛いところだな……。
【水槌】
映画みたいに「とりあえず見せ場だけドーン!!」とか、できればいいのにねぇ。
【郷】
物語の説明も大事だけどよ。
そろそろ、ここがどこで、俺たちは何で集められたかってことを説明した方がいいんじゃねーか?
わけわからない事ばかり書いていると、読者が飽きるかもしれねーぜ?
【窓井】
やけに〈読者〉を意識するねぇ。郷は。
【郷】
ま、まあ。ほら、ヒーローの活動の事、宣伝しねぇと。
このブログ読んでいる〈読者のいる世界〉で俺たちがヒーローとして活躍できない*5じゃねぇか。
【さとり】
などと言っているが。
【水槌】
単に自分のカッコいいところ見せて、人気者になりたいだけである。
【郷】
い、いや。ちがうからな。うん。
……というか、それは水槌様の方だろ。
【水槌】
堅苦しいなぁ。ここではみーちゃんと呼んで、っていうか呼べ。
そうしないと可愛くなくて〈ローカル萌えキャラ〉*6としてあたしの人気が出ないからね。
【郷】
やっぱり自分を売り込みたいんだ。この神(ひと)。
【水槌】
キャラとしてあたしの人気が出れば、お供え物として、地元名産のお酒とか、沢山貰えるかもしれないじゃん。いや、いっそお酒のPRキャラに……。
【さとり】
随分と欲深い神様だが、神様なんて実際そんなものかもな。
【窓井】
と、こんな感じで。
キャラクターによるトーク形式で作品紹介とか、町田市の紹介をしてもらおうかと思い。
今回はまず3人に〈郷達の住んでいる世界〉と〈読者や作者の住んでいる世界〉の狭間にある〈どの世界からも独立した部屋〉に来てもらっていたわけだが。
【郷】
わけだが?
【窓井】
あまり長くなると、読者も疲れるだろうから、自己紹介とかはまあ。
次回に続くってことで!!
【郷】
おい!! 何が「ことで!!」だ!
勢いで終わらせr……
〈次回に続きます〉
(この記事はフィクションです)
今後の物語について
ストーリーの紹介
舞台は我々の世界(現実)へ
どうも!! 超伝神トライブレイバー制作プロジェクトの窓井来足*1です!!
前回は。
『超伝神トライブレイバー』の登場人物達は我々とは別の世界に住んでいて。
彼らの力を使うためには、我々の世界(現実)でヒーロースーツを作ったり、ヒーローを多くの人に知ってもらう必要性がある。
という設定を、活かして活動したいという話と。
それを利用する形で考えているストーリーを次回の更新で紹介したい。
という話をしました。
では、予定通り。そのストーリーを発表したいかと思います!!
ただし、今後微妙に変わる可能性もありますが……ご理解ください。
〈あらすじ〉
戦いの末〈邪龍〉の復活を阻止し、その復活を企てていた〈魔王〉とも呼べる存在の野望を打ち砕いた店屋 郷*2達。
だが、その〈魔王〉の思念の一端は〈別世界(我々にとっての現実世界)〉に流れ着いていた。
まだ〈魔王〉にとって脅威となる存在がいないこの世界において。
〈魔王〉は力を蓄えて復活を目指すと共に、元いた世界で自分を倒した郷達に復讐を計画する。
前回の事件で〈魔王〉に関して疑問を持つとともに、責任を感じていた境川の女神・高座 水槌*3は。
〈魔王〉が何者であったのかを調べている最中に、彼の思念の一部が自分達とは別の世界に漂着したことに気がつく。
だが、その世界には、自分達の力だけでは向かうことができなかった。
結果として郷達は。
その〈別世界〉の人間とコンタクトをとり。
自分達がその世界に向かうために必要なもの――ヒーロースーツとヒーローの知名度、そして町田の文化や歴史を知ってもらう事――を用意してもらうことにする。
そしてそのコンタクトをとった人間が私、窓井来足という事になるのだが……
……とまあ、作者が作者役で登場していますけれども。
こんな感じになります。
ただ、この段階で。
「水槌は何に責任を感じているのか」みたいな、部分もあって。
この前日譚にあたるエピソードでもある「〈邪龍〉復活阻止と〈魔王〉討伐編」については。
ところどころ、回想シーンなどで入れていきたいかと思っています。
ちなみにその「〈邪龍〉復活阻止と〈魔王〉討伐編」についてはこちら。
と、こんな感じで。
今後はこのストーリーを活かして、やっていこうかと思っています☆
では、お楽しみに。
物語の舞台について
ヒーローが活躍しているのは町田ですが
〈平行世界〉のというのがポイント
さて、こんにちは。超伝神トライブレイバー制作プロジェクトの窓井来足*1です!!
さて、今回の話題は。
この『超伝神トライブレイバー』という作品は。
当面、どちらかと言えば大人をメインターゲットにしたいと思っているという事と。
その為に〈平行世界〉という設定を活かしたいという話です。
まず、何故この作品を当面大人向けにするかという話。
これはいくつか理由があるのですが。
大きなところで言えば。
(1)そもそも、自分がローカルヒーロー制作前から作りたいのは「メインターゲットが大人のヒーロー」だった事。
(2)子供にうけるヒーローを作るのは、大人相手より難しい。
なので、子供向けのヒーローを作るとしても、その制作協力者や理解者を得るにはまず大人をターゲットにしたい事。
(3)スーツがまだない状態でヒーローの〈物語〉を伝えるとすると、文章がメインになる事。
の3つが大きなところです。
で、このメインターゲットの年齢を上げる関係で。
以前紹介していた、ストーリーの冒頭にもあった。
トライブレイバーのヒーローたちが活躍しているのは主に〈平行世界〉である。
という設定を活かそうと考えています。
(ストーリーについてはこちら)
実は。この平行世界についての設定は。
「(我々にとっての)現実世界でヒーローや怪人が実際に戦っているのを見かけない」とか。
「ヒーロースーツの制作状況を公開している。つまりヒーロースーツは作りものである」という。
ある意味当たり前の部分に、リアリティを持たせるのために用意した部分で。
計画としてはこの設定を踏まえた上で更に。
異世界から我々の世界にヒーローを召喚。
あるいはヒーローを我々の世界の人間に憑依させるには。
〈ヒーロースーツ〉と〈我々の世界におけるそのヒーローの知名度〉が必要。
だから、自分(窓井来足)やプロジェクトメンバーは。
ヒーロー召喚の為に、作品制作をしている。
という設定を追加する事で。
先に挙げたような「ヒーロー達の戦いを見た事がある人がいない」とか「ヒーロースーツが作り物」などといったような。
現実的な面も、物語の要素に加えたいと考えています。
ちなみにこの設定のモチーフは。
祭の儀式などで〈神話や伝説〉に出てくる〈神や英雄の仮面や衣装〉を纏う。
という、結構文化的なところにあったりしますが、それはともかく。
この設定を使うと。
主人公の店屋 郷などの『超伝神トライブレイバー』の登場人物は。
別の世界に住んでいる人となる訳でして。
それを利用すれば。
例えば。異世界と連絡できるという事にして。
キャラクターによる地元の案内や作品紹介、制作状況紹介……というのも。
〈『超伝神トライブレイバー』という作品の一部〉としてできる。
ことになります。
で、次回は。
この要素を加えた、ストーリーを紹介したいかと。
ただ、実際の制作状況自体がストーリーに影響を与えるので。
ラストまで決まった物語としてではなく。
あくまで「設定と物語冒頭」だけになりますが……。
では、次回をまた、お楽しみに。
*1:まどいきたる。
1月から2月中旬までの活動報告!!
色々顔は出しています!! 一応
あくまで私的に……ですが
どうも! 超伝神トライブレイバー制作プロジェクトの窓井来足*1です!!
このプロジェクトで制作している『超伝神トライブレイバー』。
元はローカルヒーローという目的で制作していましたが。
所謂、町おこしなどが目的の作品ではないため。
現在は「東京都町田市を舞台にしたヒーロー作品」というコンセプトで制作しています……が。
だからといって、地元で活動しないわけではなく。
いくつかのイベントに、制作者が私的にですが行っていました!!
では、その紹介を。
まず、1月13日にはまちだ中央公民館での『カメラマンが見たロヒンギャの生活』という講演を聞きに行きました。
自分の場合、かなりシリアスに「正義とは何か」「人を助けるとはどういうことか」というのを描きたいので。
国や地域が違っても、通用するような価値観を学びたいと思い、こういったイベントにも顔を出しています!!
次は2月3日の『まちだ〇ごと大作戦』にも行っていました。
以前は「町田のローカルヒーローを作りたい」がやりたいことだったのですが。
今は「一人でも多くの人に幸せになって欲しい」というのを活動をしてやりたいかと思っています。
自分の場合「みんなの幸せ」より「目の前の一人一人の幸せ」を先に考えたいと思っているので。
まあ、ヒーローを作っている人が、実際には人を助けないのでは話になりませんから。ここは人助け優先で行こうかと。
それと、その翌日には「まちだ男女平等フェスティバル」にも顔を出していました。
自分のヒーローは、ローカルヒーローとして作っていたこともあり。主人公は定番の男性ヒーローなのですが。
ライバルは女性ヒーローで。しかも「女性的なエピソード」というのをあまり入れない方向で作りたいというのがありまして。
というのも。個人的に。
男性ヒーローには「男性的なエピソード」を求めないのに。
女性ヒーローの時だけ「女性的なエピソード」を求められるのが不満で。
なので「女性的なエピソード」がないこと自体がメッセージ性として作りたいというのがあります。
ちなみに。確かですが。
英語圏でも〈女傑〉的なキャラクターはヒロインではなく、ヒーローと呼んでいるらしいですよね? 自分は英語は苦手なので、ちょっと調べただけなのですが。
そして最後に。2月6日には。
「観光まちづくりシンポジウム」にも行っていました。
町おこしがメインではないヒーロー作品とはいっても。
それはまあ、一応グッズ展開とか、予算も予定もないのに考えているぐらいなので。
商品販売にしろ、あるいは映像化した際の撮影にしろ。
町田市内で行えて、それが結果として観光に結びついたら……という考えはあります。
まあ、現状だと協力者がほとんどおらず、予算もないので。
何年後に叶うのかわかりませんが……諦めないで頑張ろうかと思っています!!
*1:まどいきたる。